この映画はほんっっっっとに傑作です!!
かなり前の映画なんだけど
BLの綺麗な世界だけがお好きというのなら
おススメはしませんが
それでもやっぱりいろんな人に観てもらいたい映画ですね。


ただ単に男性同士の恋愛を描いているわけではない、
これは根底にあるのは愛。
恋人同士の愛情も家族の愛情もひっくるめてのね。
特に家族への愛情かな。私にはこれが一番ぐっときたよ。
ゲイの人たちの愛情や苦しみや悲しみ・・そういった問題を抱えながらも
ひたむきな愛情には泣けてきます!


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 トニー賞戯曲賞、男優賞を受賞した傑作ブロードウェイミュージカルの映画で、原作は主演のハーヴェイ・ファイアスティンが書き下ろした自伝的コメディ・ド ラマ3部作。ゲイ・ピープルの深い悲しみと苦しみ、そして愛と尊敬を、切なくジャジーなトーチソングにのせて描きだした、心を打たれずにはいられない感動 作!
  本作が製作されたのは1988年だが、それまでハリウッド映画が扱ってきたゲイのイメージとは明らかに異質。男性同士のラブストーリーを等身大に描いた ことで、革新的な一作である。ナイトクラブで働く中年ゲイのアーノルドと3人の男たち(ハンサムな高校教師、青年のアラン、養子として迎え入れるデイビッ ド)とのドラマが展開する。物語には、母親との関係、世間への体面、そして愛する人の悲劇など、現代のゲイが抱えるさまざまな問題が盛り込まれている。

《出演》 ハーヴェイ・ファイアスティン、マシュー・ブロデリック、アン・バンクロフト、ブライアン・カーウィン、エディ・キャストロダッド




主人公はどうみてもガタイもよくブッサイクでwwでも(気持ちの)カワイイオカマ。
彼の恋人になるマシュー・ブロデリックは小さくてそれこそ見た目がカワイイ系。
マシューはもともとティーンエイジャーの青春を題材にした
コメディーからブレイクした俳優さんだけど
この映画はまた違う一面を見せてくれた。
そしてなんといっても母親役のアン・バンクロフトの演技は素晴らしい!
息子の性癖を認められずぶつかってばかりの主人公と母親。
だけどそれがまた話が進むにつれ・・・


主演のアーノルド役であるハーヴェイは
「自伝的コメディ・ド ラマ」とあるように
確かホンモノのオカマちゃん。
女装で歌うシーンはかなりの迫力です。
(ラストのウサギのスリッパのシーンも・・・)
迫力的にはWAHAHA本舗の梅ちゃんのような
あんな迫力かねー???

だけど見た目に反して彼女(彼?)はとても健気。
でもそんな健気な気持ちを恋人に踏みにじられ
傷心していたところに知り合った
新しい恋人アラン(マシュー・ブロデリック)は
カワイイ外見には合わないくらいモーレツに
アーノルドにアプローチ。
二人のあま~い生活が始まるのだ。

このまま二人の幸せが続いて欲しいな
と思っていたら突然の悲劇・・・・・。

もうこのあたりからじんわり涙が。。。

ラスト近くにはアーノルドが養子としてひきとった
デイヴィッドという少年も出てくるんだけど
彼もまたゲイであって何かと学校で問題を起こしていた。
その度に怒りまくっていたアーノルド。。

これもまた最後にデイヴィッドが贈ってくれた
プレゼントというのがあるんだけど
これにアーノルドだけじゃなく私もやられたー!
ワタクシ滝のように涙が流れたよ~泣き3

笑いもあり涙もあり。
それでも見終わった後は心が暖かくなる
そんな映画でしたよ。

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