心・配・ご無用!/大河ドラマ 第35作『秀吉』 | (不肖)大河ドラマ批評家「一大河」の批評レポート

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海外ドラマより、韓流ドラマより、もっと面白いドラマがある。
日本でもっとも歴史あるドラマ、それが「大河ドラマ」である!
不肖・大河ドラマ批評家「一大河」が、古今の大河ドラマのレビューを
つづっていきます。

大河ドラマ 第35作『秀吉』レビュー





【名作からひとこと】

「上げ潮じゃーっ!上げ潮じゃーっ!」(木下秀吉)




【あらすじ】

尾張の国の百姓の子として生まれた日吉(秀吉)は、
諸国放浪中の明智光秀と出会い、武士になるという
夢を抱く。



やがて、日吉は木曽川流域の豪族の頭目、蜂須賀小六に
気に入られ、織田信長の下に連れてこられる。



うつけとの噂と違い、威風堂々たる信長の姿に圧倒された
日吉は、信長の足軽として仕官することとなる。



弟・小一郎との絶妙な連携で、墨俣一夜城の建設や、
竹中半兵衛の調略などでめきめきと頭角をあらわして
いった。



一方、将軍・足利義昭に仕えていた光秀は、将軍と信長を
引きあわせた勲功により、破格の厚遇を持って織田軍に
迎えられる。



秀吉は、一足飛びで信長の重臣となった光秀に対し、
強烈なライバル心を燃やすのであった。




【レビュー】

今回は、「平成大河ドラマ最高傑作」との呼び声高い、
1996年放送、大河ドラマ第35作『秀吉』を
レビューいたします。



1996年といえば、アトランタオリンピックが
開催された年。



この年に、あの「たまごっち」が大流行、社会現象と
なり、子供から大人までが、小さな電子ペットに
熱狂したことは、あなたも記憶に新しいのでは?



一方、ペルー日本大使公邸占拠事件という、世界に
衝撃を与えた出来事もありました。



そんな年に放送された『秀吉』は、最高瞬間視聴率
37.4%、平均視聴率も30%超えという脅威の
視聴率を叩きだしています。



この作品以後、視聴率が30%を超えた大河ドラマは
2012年の7月までに存在していません。



ところが、この作品はDVD化や再放送もままならず、
放送から15年、半ば「幻の名作」でありました。



わたしにとっては大河ドラマにハマる前に放送されて
いたため、当時はドラマの存在じたいは知っていても、
リアルタイムで視聴していなかった作品です。



そして、2012年になってようやく完全版としてDVD化
された本作、わたしは今のところ第15回「どくろの盃」
まで視聴しました。



その破格の視聴率が物語るように、とにかく『秀吉』は
誰が見ても、面白いことは間違いない!



それはもう、序盤から飛ばしっぱなしで、その面白さは
一大河が傑作の一つに推す『葵徳川三代』に匹敵します。



なぜなら

百姓から天下人に上りつめた秀吉を、竹中直人氏が
鮮烈に演じ、その脇を固める俳優陣も実に個性に
溢れ、魅力的だから。



魅力的な登場人物と、彼らを演じた俳優陣とは?


さらに、『秀吉』が名作たる理由とは?



↓↓↓

心・配・ご無用!/大河ドラマ 第35作『秀吉』



全話視聴後、「一大河が選ぶ大河ドラマ傑作選」に
激震が走る予感がしています。




最後にもう一度、この作品は、歴史が苦手であろうとなかろうと、
誰しもが見て楽しめる作品であることは、間違いありません!




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