義朝はなぜ、信西を討つ決意をしたのか?/平清盛 第25回「見果てぬ夢」 | (不肖)大河ドラマ批評家「一大河」の批評レポート

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不肖・大河ドラマ批評家「一大河」が、古今の大河ドラマのレビューを
つづっていきます。

平清盛 第25回「見果てぬ夢」レビュー



『平清盛』 登場人物/キャスト(公式サイトより)

 ↓↓↓

http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/cast/


【今週のひとこと】

「平清盛なくして源義朝なく、源義朝なくして平清盛はなかった」
(源頼朝)



【あらすじ】

保元四年、後白河帝の後、新たに二条天皇が即位した。



朝廷では、二条天皇親政派と後白河院政派に分かれ、
対立していた。



その中で、信西は己の知力と、平氏の財力・武力を
後ろ盾に、さまざまな政治改革をすすめていく。



信西を快く思わぬ者たちの不満は、日に日に高まりつつ
あった。


後白河院の寵愛を一身に受けていた藤原信頼も、
反信西派のひとりであった。



一方、清盛は由良の病により憔悴しきった
義朝の館を訪ねる。



義朝に手を貸そうとする清盛であったが、
義朝は信西と組む清盛のやり方に反発し、
その申し出を断るのであった。



二月十九日、、由良が仕えていた上西門院統子の
殿上始の儀が催され、大宰大弐に任官された清盛も
参加していた。



統子の蔵人であった頼朝は、参加者の杯に酒を
供する命を受ける。



頼朝ははじめて、清盛と対面ことになるのであった。



【レビュー】

第25回「見果てぬ夢」はいかがでしたか?



清盛と義朝、清盛と信西、それぞれの若かりし頃の
思い出を振り返り、みごと伏線を回収していくという
じつに素晴らしい構成でありました。



さらに、今回は演出でも圧倒されてしまいましたね。



ラスト近く、無言で信頼の屋敷の廊下を歩く
義朝の姿と、それを待ち受ける反信西派の
面々の恐ろしさたるや。



騎馬の地響きにより算木が揺れる演出などは、
信西の「見果てぬ夢」が、がらがらと崩れ落ちて
いく描写とも重なり、じつに秀逸でした。



さて、今回一大河が注目したのは、
「なぜ義朝は、信西を討つ決意をしたのか?」
です。




義朝の心を動かした3つの出来事とは?

義朝が信西討伐に加わった本当の理由とは?



第25回「見果てぬ夢」のレビュー詳細はコチラ

↓↓↓

義朝はなぜ、信西を討つ決意をしたのか?/平清盛 第25回「見果てぬ夢」



反信西派の密談に加わったときの義朝の表情は、
まさに殺気を帯びた源氏の棟梁・義朝そのもので
ありました。



信西の姿に思わず合唱する師光のシーンと重ねて見ると、
これから始まるのは、まさに「生身観音殺し」



いよいよ次回、平氏と源氏の武力が激突する「平治の乱」



刮目して見よ!



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