はじめまして

 

 

  10万人に0.3人と言われる 希少がん

  告知され、現在追加精査中の希子(まれこ)です。

 

  そもそも患者数が少ないから 希少がん 。

  そう、それはわかりますが、情報が少なく、

  とにかくどうしたものかと途方に暮れながらもがく日々。

  初めて自分の病名を聞いてから、今日で10日が経ちました。         

         

  とにかく調べるしかない!と

  寝ても覚めてもPCにかじりつく毎日。

  

  闘う相手の性格が非常に悪いこと、闘い方がわからないこと、

  専門医がどこにいて、どの病院が良いのか

  そんなことさえも わからない!! 

  

  どうにかしてー!!っと、そんな日々の始まりでした。

 

  診断を受けたからには病院に行き、医師がいたでしょう?!

  そう思った方、正解です。

  

  ちょっとこれまでの いきさつ をお話します。

 

  私は15年前 何気なく喉を触っていてしこりを見つけ受診、

  甲状腺がんを手術しました。

  初めに相談をした医師が大変有名な病院を紹介して下さり

  まず検査で良性と言われました。

  

  しかし、人間って不思議なものですね。

  自分の中に悪性である確固たる自信があり、医師にお願いして

  再検査。結果、悪性=甲状腺がんであることが判明。

  当然のように結果を話す医師が信じられなくなってしまった私は

  幼い頃から親戚のような存在であった耳鼻咽喉科の医師に相談し

  信頼できる医師を改めてご紹介して頂き

  都内がん専門の病院で無事、その医師に出会い、

  無事、手術をして頂いたのでした。

       

         

           そう、これが初めての希少がん宣告

 

 そして、希子(まれこ)は誕生しました

 

  それから、1か月、3か月6か月、1年おきの検査を重ね、

  最近もしっかり毎年検査を重ねてきていました。

  10年前、こんどは何気なく耳を触っていた時に、

  ふと左耳下にふくらみがあることに気付き、かかりつけ医を受診。

  良性でしょう、ということばをもって、

  甲状腺の検査時に手術を受けた医師に報告。

  やはり良性でしょう、ということになり甲状腺検査の際に

  一緒にフォローしましょう、とのことでここ10年

  検査を重ねてきました。

 

  大きさにも変化なく、症状も全くなく忘れかけていたふくらみ。

  今年、1月下旬にふと頸部リンパ節が腫れていることに気付いた私は

  コロナ禍で回りが感染者だらけであったこともあり

  忙しく、きっと闘っているんだわ~、と症状がないため

  しばらく様子をみていました。

         

  ・・・が3週間経っても、ひかない腫れ・・・ 

  嫌な予感がしてかかりつけ医を受診

  エコーを撮ってもらうと変化なし。。。

  でも頸部リンパ節の腫れが2センチ以上だから

  念のため大学病院をと紹介を受けすぐに受診

  血液検査各種(マーカーなど)、穿刺吸引細胞診

  CT(造影)、MRI(造影)と進み

  初診から腫瘍内科に科が変更となり

  初めて会った医師に信じられない言葉を聞くことになりました。

 

 

   つづく・・・