5月25日(土)
今日は昼から10さんがサッカー観戦でいないので、区民センターまでぽくぽく歩いてきました。
JR北海道が行っているヘルシーウォーキングに、行ける限りで参加してきましたが、札幌近郊中心から徐々に地方開催が増えてきて、今年はなかなか参加できなくなってきました。
なので、各区で作成したウォーキングコースマップをもらってこようと思ったのです。
各区ごとに作成したものを、区民センター及び区の保健所で配布ということだったので、区民センターに行ったのですが、ロビーに置いてあるパンフレットやリーフレットの中に見当たらず、受付のかたに聞きました。
「ウォーキングのコースマップってありますか?」
「ガイドマップしかないのですが、それでいいですか?」
ウォーキングのガイドマップかと思って「いいです」と言いましたが、手渡されたのは区の施設などが乗ったガイドブック。
おかしいなあ、これじゃないよなあ。
スマホでサイトを確認して、「これが欲しいんです」とコースマップを指さすと「ここで配ってるということになってますか?」と聞かれてしまいました。
ここで配っているということになっていると思って区民センターに来たわけですが、職員の人にそう聞かれると自信がどこかへ行ってしまいます。
「えーと…」とサイトのなかを探していたら、事務室の奥のロッカーの中からわざわざ「これですか?」って持ってきてくれたのが、私が探していたコースマップでした。
「これです!ありがとうございますっ!」と深々とお礼を言いましたが、待てよ…?
区民の税金で作っておいて、ロッカーの埃にしてたんか?
このブログをご覧の札幌市民の皆さん、お近くの区民センターまたは保健所に行って、今すぐロッカーの埃と化したウォーキングコースマップをもらってきてください。
そして、みんなで健康になりましょう!
ってなわけで、ついでに近くの区の図書館に行ってきました。
いつも行っている図書館(地区センターの図書室)と違い、大きな図書館のはずなのですが、意外と便が悪い場所に建っているのでなかなか行けません。
今回は、先週借りた10冊の本のうち、読み終わった7冊を返却して、今家にある3冊+司書さんから個人的にお借りした1冊の4冊がわが家にあるので、3冊までなら来週の土曜日に読み終われるだろう、という計算。
ぶらぶらとうろうろと図書館内を徘徊し、結局借りてきたのは4冊!
1週間で8冊はさすがに無理やろ!
この時点では明日は電車で室蘭に行くはずだったので、往復で1冊は読める計算だったのですが…。
図書館とか本屋ってさあ、絶対予定より多く買ったり借りたりしちゃうよね。
ちゃんと計算して立てた予定をあっさり覆させる、なんらかの罠がそこにはあると思うの。
1週間で8冊の時点で厳しかったのに、電車で室蘭の予定もなくなったので、いよいよピンチ。
まあ、頑張って読んだ分だけ返却して、とりあえず今日借りた本は再来週までに返せばいいのだから、焦る必要はない。
しかし、油断するとどんどん計算が狂って来るので、隙間時間は粛々と本を読むことにします。
っていうほど追いつめられてないのよ。
逆にわくわくが止まらない。
高野って、購入した本はどんどん後回しにさせられていくわけさ。
げに恐ろしきは、図書館なり。
本日の読書:むかしむかしあるところに、死体がありました。 青柳碧人
カバー裏より
『昔ばなしが、まさかのミステリに!「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さまご存じの〈日本昔ばなし〉を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解いたまったく新しいミステリ。「え!なんでこうなるの?」「なんと、この人が……」と驚き連続の5編を収録。数々の年間ミステリにランクイン&本屋大賞ノミネートを果たした話題作、待望の文庫化。』
目次
・一寸法師の不在証明
・花咲か死者伝言
・鶴の倒叙がえし
・密室竜宮城
・絶海の鬼ヶ島
先に赤ずきんちゃんのシリーズを読んでしまったけれど、こちらの方が先に話題になったはず。
読んでみると、確かにこちらの方がミステリとしては簡単。
違和を感じるべきところがわりかしはっきり書かれているので、「と、いうことは…」と推理しやすくなっている。
題材も相俟って、読書初心者のために書かれたミステリ入門書のようなものかと思ったけれど、いろんな賞にランクインしているのね。
最後まで花咲か爺さんがいい人でよかった、とだけは言っておく。
