今晩のお酒とおつまみ

 

 

 

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もう何日も前からずっと雨予報だった今日。
どうやって1万歩を歩こうかと悩みましたが、無事コミュニティデイのミッションをクリアしました。
というわけで祝杯。
 
クラフトビール3種の飲み比べ。
上から「ソラチ1984」「隅田川ブルーイング チェリールージュ」「COEDO 毬花(まりはな)」
赤いビールが本当にチェリー風味で、ジュースのように飲みやすくて美味しかったです。

 
燻製6種の盛り合わせ。
牡蠣旨っ、チーズ旨っ、鴨旨っ!
 
他にも「スルメイカと焼きキャベツのアンチョビソース」とか「カルパッチョ盛り合わせ」とか食べましたが、写真撮り忘れました。
ビールも「ブルックリンラガー」と「DHC Premium RICH ALE」を飲みました。
どちらも苦過ぎず酸味もほどほどで美味しいかったです。
 
で、〆の「鮭とイクラのココットごはん」
これをめっちゃ10さんが気に入って、今の炊飯器が壊れたら、間違いなくル・クルーゼかストウブの鍋でご飯を炊くことになりそうです。私が。
で、見た目じゃわかりませんが、わさびがとても効いててめちゃくちゃ美味しかったのです。
 
クラフトビールもいいんだけど、こういう日本酒のお店が札幌にはなかなかない。
今回のお店は、通りすがりに10さん好きそうだなあと思って目をつけていたのだけど、気に入ってもらえてよかったわ。
 
 
 
本日の読書:おしゃべり怪談 藤野千夜

 

カバー裏より

『納会帰りに雀荘へ寄った四人のOLが、おしゃべりな男に包丁を突きつけられながら、延々と麻雀をする羽目に陥る表題作ほか、コミカルで、繊細で、温かく、ちょっぴり怖い四篇を収録した作品集。若者の日常に潜むいつもは見えない不安や心のほころび、性の揺れを優しくリリカルに描いた野間文芸新人賞受賞作。』

 

目次

・BJ

・おしゃべり怪談

・女生徒の友

・ラブリープラネット

 

これはタイトルに惹かれて読みました。

だって、どうしたって、くらもちふさこの「おしゃべり階段」から取ってるでしょ。

中山手線のようないい男が出て来るかと思ったら、全然でした。

しかも最初の作品は若干ホラー?

 

BJとはなんぞや?

ハナコがタカオと住むことにした築3年の賃貸マンションには、何かがいるらしい気配がある。

それが何かはわからないので、アメリカで身元不明の女の死体につける名前、ジェーン・ドゥよりちょっとせこい、ベビー・ジェーンと名付けて、なんとか気にしないようにハナコは努力するのだけど…。

最後までそれの正体はわからない。

町内会役員になるともれなくついてくるのかと思ったけれど、そういうわけでもないようだ。

思わせぶりなまま、何の解決もないまま終わる話。

ああ、もやもやする。

 

4篇の主人公たちはみな、心に屈託を抱えている。

けれど、それをどうしようとする気配がない。

あるがままを受け入れるわけでもない。

もやもやしながら、どこで折り合いを付けようかと思いながら、ずるずると時間だけが過ぎていく。

 

一番長いのが最後に収録されている「ラブリープラネット」

姉になってしまった元兄とのやり取りなどを読むと、初期の吉田修一のようでもある。

ちょっと寂しいような恐ろしいような日常。

なぜならそこには空洞しかないから。