昨日の夜から今日にかけて、切ない話がふたつ。
ひとつは、岡本くんのHey!Say!JUMP脱退。
留学に行く前は、卒業できずに帰って来るんじゃないかなあと心配したのですが、まさかの卒業したけど戻らないになるとは。
以前テレビで、中島くんが「俳優に専念したいから脱退します」と山田くんにドッキリを仕掛けたことがあって。
山田くんの必死の引き留めに、どっきりだとわかっているメンバーまでもらい泣きして、岡本くんだって泣いたじゃん。
「9人でずっとやっていきたい」って山田くんが言ったとき。
心の中で思うところは書ききれないくらいいっぱいありますが、とりあえず昨夜、寝落ちするまで娘とLINEでやり取りして、なんとなく落ち着いてきたところです。
今日、髙木くん、ラジオの生放送でこのことに触れたのかなあ。
このタイミングで、今日郵便受けに会報が入っていたので、なんだかそれももやもやしてしまいました。
でも、週末のLIVEを楽しみに気分を盛り立てないと。
そして、今日からゴールデンに進出した『家事ヤロウ』ですが、私が愛してやまない『家事ヤロウ』ですが、散々18時45分からと宣伝しくさっていたくせに、北海道は17時からなのよ、奥さんっ!!
終了時間は東京と同じなので、15分がどこかに消えていることになります。
一応破綻のない番組進行でしたが、消えた15分で何やっているのか気になるわぁ。
『王様のブランチ』も北海道の場合、進行無視して時間になると『キューピー3分クッキング』がはじまり、ニュースやら天気予報やらを一通りやってからぬるっと午後の部に入るのですが、それよりはましといえますが。
でも気になる15分。
来年東京に転勤希望出すかなあ。←そこまで!?
本日の読書:ローマ人の物語 27 すべての道はローマに通ず 上 塩野七生
カバー折返しより
『古代ローマの歴史には多くの魅力的な人物が登場するが、もう一つ、忘れてはならない陰の主役が、インフラストラクチャーである。「人間が人間らしい生活を送るためには必要な大事業」であるとその重要性を知っていたローマ人は、街道を始め様々な基礎的システムを整備してきた。現代社会にとっても欠くことができないこれらのインフラは、すべてローマに源を発している。豊富なカラー図版も交え、ローマの偉大さを立体的に浮かび上がらせる。』
ローマ帝国が街道網を整備し始めたのと、中国で万里の長城が造られ始めたのは、歴史上ほぼ同時期なのだそうだ。
卑弥呼の600年くらい前。
”防壁は人の往来を断つが、街道は人の往来を促進する。自国の防衛という最も重要な目的を、異民族との往来を断つことによって実現するか、それとも、自国内の人々の往来を促進することによって実現するか。”
なるほど。
ローマの街道はもともと軍用道路として作られたのだけど、道があれば人は通るわけだから、そうすると街道筋に馬の交換所ができたり、食事処ができたり、宿泊所ができたりすることで経済も上向きになる。
街道マップなんかも作られていて、まさしく現代の高速道路である。
ただし歩行者も利用できるし、何よりも無料。
なぜならば、ローマの人たちは、インフラを「人間らしい生活を送るためには必要なこと」と考え、それはすなわち”きわめて重要な国家の責務、つまり「公」が担当すべき分野”と考えていたからである。
ローマにとって、街道、水道、郵便は国家が国民に保証する「人間らしい生活」を守るための基礎なのだ。
中世を暗黒時代というのは、外敵への防衛、宗教と民族間の紛争防止、治安への保障という、ローマ帝国が担っていたものが喪われてしまったからである。
ローマ帝国が滅亡してから1000年ほどは、封建領主が個々に年貢を徴収したけれども、ローマ帝国のように手厚い平和と安全は保障されなかったのである。
さて、映画でも有名な「真実の口」。
ローマ時代はマンホールの蓋だったんだって。
やるなあ。