久しぶりに映画館へ行きました。
一度行くと、観たい映画がてんこ盛りなことに気がつきますが、とりあえず今日は2本観てきました。

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解説
19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語が描かれる。監督はマイケル・グレイシー。ミシェル・ウィリアムズやザック・エフロンらが共演。『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞歌曲賞を受賞した、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を担当している。

シネマトゥデイ

あらすじ
P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は妻(ミシェル・ウィリアムズ)と娘たちを幸せにすることを願い、これまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れてアメリカに戻った彼は、各地でショーを開催し、大成功を収めるが……。

シネマトゥデイ


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すっごく楽しかったです。
予告の映像を見た時、ヒュー・ジャックマンがジャン・バルジャンに見えなくもなく、ちょっと不安があったのですが、映画が始まるとすぐにこの世界に引き込まれて、全くジャン・バルジャンを思い出しませんでした。

実在する伝説の(ややこしいな)ショーマンがモデルだということなので、成功してハッピーに終わるとは思っていました。
だからストーリーはいいの。別に。

大好きな群舞をたくさん見られて、楽曲も素晴らしくて、何の文句もございません。
一番好きなのはバーのシーン。
特に最初の時、フィリップを仲間にしようと説得しているときの、歌とダンス。
バーナムとフィリップの掛け合いも素晴らしいのですが、そこにちょいちょい挟まってくるマスターがもう最高。
ここだけ観るためにリピーターになってもいいくらい。

映画の企画が出来てから実現までに紆余曲折があったそうですが、結局取りやめが濃厚になった頃に、ひげの女性役の人がオーディションを受けにきて、すぐ映画化が決定したと聞来ましたが、本当に素晴らしい歌声で泣きそうに。
そして、ジェニー・リンド役の方の歌声に、こころもからだもふるえました。

大満足です。


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解説
『SOMEWHERE』などのエル・ファニングらが出演したヒューマンドラマ。16歳のトランスジェンダーのレイと、レイを見守る家族の姿を追い掛ける。メガホンを取るのは、女優としても活躍してきたゲイビー・デラル。『インポッシブル』などのナオミ・ワッツ、『デッドマン・ウォーキング』などのスーザン・サランドンら実力派が共演する。ハートウォーミングなタッチもさることながら、短髪の主人公にふんしたエルの熱演も見どころ。

シネマトゥデイ

あらすじ
トランスジェンダーで16歳のレイ(エル・ファニング)は、身も心も男性として生きていくことを母親のマギー(ナオミ・ワッツ)に告げる。思わぬカミングアウトと医師から渡されるホルモン治療の資料などに、マギーは困惑するばかり。一方、レズビアンであることを公言してパートナーと充実した日々を送る祖母ドリー(スーザン・サランドン)はレイを応援する。ある日、マギーはレイのホルモン治療の同意書にサインをもらおうと元夫を訪ねる。

シネマトゥデイ


女性として生まれたけれど、心は男性というトランスジェンダーのレイ。
16歳になったことからホルモン治療を受けられるようになるが、両親の同意が必要。
レイは、母と祖母、そして祖母のパートナーである女性と暮らしているが、生まれた時から父親はいない。

本当の自分として生きることができないレイの辛さは、本当にはわからないけれど、
それでも女性であるというだけでチャンスが与えられなかったり、過重な負担を負わされたりする現実を考えると、「本当は男のはずなのに!」と思っているレイには、これらは耐えられないくらいの痛みなんだと想像はつく。

しかし母として、子どもが性別を変更したいと言ってきたとき、自分がどう受け止めるかは想像できない。
なるべく偏見を持たずに受け止めてあげたいと頭では思っても、心はそれほど理性的ではないから。

レイの母は、理解がある。ように見える。
口にする言葉も、態度も、レイの気持ちを尊重している。
だけど、別れた夫のサインをなかなかもらいに行くことができない。

レイの祖母は、わざわざ性別を変えなくても、レズビアンとして生きればいいじゃないのと言う。
自分もそうだしね。
そしてレイの母には、自立するために別々に暮らすことを提案する。
つまり出ていけ、と。

両親はなぜ別れることになったのか。
母が隠していること。
祖母が認めたくなかったもの。
それらはレイにとてつもない衝撃を与えたけれども、彼はそのすべてを受け入れて、新しい人生をスタートさせる。

レイ役のエル・ファニングがとても良かった。
知らなければ男の子が演じていたと思ったかもしれないくらい、少女と少年の間で揺れる役柄を熱演していた。
予告編でエル・ファニングを見た時から、この映画を観たいと思ったのだった。

ただ、母に自立せよと言っておきながら、本当は家族に男がいることが耐えられなかった祖母の思いはわかったが、母の事情が今ひとつピンとこなかった。
彼女は恋愛依存症なの?
それとも愛に飢えているの?
今の恋人とはどうなるの?

でもとにかく、エル・ファニングのセンシティブな演技を堪能しました。
大満足。


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Bay City RollersのWoody君の誕生日だった今日、出先で『Don’t Worry Baby』を聞きました。
好きとなると執念深くずっと好きな私。
中学生の頃から今でもやっぱりBay City Rollersが好きなのよ。
そして、JRでお出かけしたので、ちゃっかりガンダムのスタンプも押してきました。
精神的成長一切なし。(≧∇≦)