今日は午前中に用事を済ませてから図書館へ行きました。

まずいつもの、貸し出し返却のカウンター業務だけの図書館へ。

そして、家の前を通り過ぎて真逆の位置にある図書館へ。

なんで二ヶ所?

携帯で予約を入れた時に、一冊だけ指が滑りました。

初めて行ったその図書館は、立ち読みからその場に座って本を読みふけるのに最適な場所に椅子があって、実にいい感じ。

本棚の配置も曲線がかっていて、とても良いです。

間違えて予約した本以外に、その場で2冊借りてしまいました。

本日の読書:99%の誘拐 岡嶋二人

動機や犯人はすぐ判る。ただ、海に沈んだ金塊と沈まなかった金塊の謎。父がやり遂げられなかった、弱い男だったと、死の間際まで悔いていたこととは何か?が気になってぐいぐい読み進める。

私が疑問に感じたことについて、直截語られる部分はないけれど、読んでいてそういうことかと思い当たるようになっている。
ただし、ちょっとストーリーの流れを作るうえでそれは弱いなぁと思うので、もう少し考えてみようと思う。

99%の誘拐。100%ではないことの意味は?

パソコン通信やチャット、ラップトップパソコンなど、ITの言葉が出回る前の、昭和の最後の時代風俗。

今ならもっとスムーズにコトを起こせるのだな。怖いけど。