新しい業務を行うために、係長がシステムをプログラミングしてマニュアルも作成。
実行部隊であるところの師匠と私にレクチャーしてくれました。

私のパソコンで実演、師匠のパソコンでおさらい、そしてメモメモ。

「質問はありませんか?はい、マピさん。」
「何がわかってないのかがわかりません。」
「Me, Tooです。」

良い生徒に恵まれた係長は、即実践を私たちに命令。
メモを見ながら作業する私たち。

「マピさん、眉間にシワが寄ってますけど、どうしました?」

「先生、順調に進んじゃうんですけど、どうしましょう?」

「いい事じゃあないですか。」

「それは、わかりにくいまちがいをしてるということです。私がちゃんと出来るわけないでしょう!」
自信満々に間違い宣言をする私。

そしてやっぱり作業ストップ。
プログラミングミスでしたが、修正中に私のミスも発覚。やれやれ、これで安心して作業できるよ。

ミスを見つけてもらうまで、心配で前に進めない私のような人いますよね。
いませんか?

本日の読書:唐宋伝奇集 上 今村与志雄 訳

本編200ページ、訳注100ページで分量的には大したことないのだけれど、少し読んでは訳注へ、少し読んでは訳注へが煩雑でした。

内容も、唐宋時代の人々が好んだ話というので、難しいものではなく、「邯鄲の夢」や「南珂の一夢」は私も知っていた有名なもの。
「長恨歌」も学校で習ったな。

なので訳注を飛ばせば、もっと早く楽しく読めたはず。
でも、飛ばしたところに事件解決の鍵が隠されているかもしれず(?)、貧乏性なのか心配性なのか、全部読んじゃった。

正直、研究者ではないので、詳しい年代や地名はどうでもいいのですが…。
勉強にはなりました。

テレビもネットもない平安時代、紫式部や清少納言は、お隣の国の古典作品を、自分の作品に取り込めるほどに知っていたのだからすごい。

下巻も楽しみ。

2月の読書 15冊