昭和のファッション事情を知る『和服と洋服の100年 | しーちゃんの徒然日記

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アンティークオルゴール、着物、美術館、チョコレート、旅行、お寿司、猫、文楽、フィギュアスケートが好きです

水戸市立博物館の特別展『洋服と和服の100年』に行ってきました。


寂れた感じで、ちょっと不安🫤

でも200円で常設も含めて昭和を色々トリップすることが出来ました〜。


こちらは特別展の刺繍の豪華なローブ。アイロンかけたらもっと素敵に展示できるのに、アイロンはダメなのかな?

インパネコート、かっこいい!この頃も和洋折衷コーデなんですよねー。

ステッキの手元のアップ。裏地の粋なこと‼︎

こういうとこのおしゃれがかっこいいわぁ😍



悲しいかな、戦時中はこんな柄も。

こうして戦意高揚したのでしょうか…。こんな柄が二度と作られない世界であってほしいです。

洋服を手作りする時代。

今見ても素敵!私はこの二つともきっと似合うと思う(イマドキのより、こういうのが似合う、昭和くさい顔&体型😅)

以前買ってた写真集にあった写真がたくさん!

ドレメだったのかぁ。この表紙の写真の写真集持ってて、似た服をオーダーした時期もあったけど、今はこんなウエストシェイプなデザインは無理だ〜。


今気になるのは刺繍。

こちらはミシン刺繍と見本。



ミシンだからちょっと平面的だけど、とても完成度は高い!当時のミシンはデジタル家電じゃないのにどうやって刺繍したんだろ?


気になった着物コート。

今着たら新しいのか古いのか、ま、着る人に寄るのかな🙂‍↕️



そして日本刺繍。こちらは江戸時代後期。刺繍糸の状態は良さそうです。

全体像。

刺繍糸は全くほつれてない!

先日の「大奥展」の帛紗は黒い刺繍糸が劣化してましたが、こちらはきちんと残ってる。(屋根のとこや木製の部分の表現)すごい立体感!

金糸のひょろ縫い(くねくねした線)がすごい細かい!糸を曲線に留めていくのは大変な技術。地味にすごい!

初めて行った市立博物館はなかなかの充実度で、とても満足しました。こういうとこに隠し球みたいにすごいものがあるんですね。

平日でゆっくり観られる、いい展示会でした。