こんにちは!
以前こちら☟のブログでお話していた、
Aさん👵
《認知機能の低下により食事摂取が増えない高 齢女性》
この場合のアプローチとして、
1. 食事の提供環境の工夫
静かでリラックスした雰囲気の食事環境を提供し、
混乱を避けます。人によっては、家族👪と一緒に食事をする事で摂取される方もいらっしゃいました。
色鮮やかで見た目の工夫をし視覚からの刺激と、香りを用いた料理で嗅覚からの刺激を行います。
2. 小分けで頻繁に提供
3食よりも小分けで頻繁に食事を提供する事で
摂取量が向上することがあります。
"今"は拒否されても、少し時間をあけたら食べてくれる場合もあります。
その人👵の好みや過去の嗜好に合わせた食材を使用し、好みの味や食感を考慮することが大切です。
3. 食事の補助
食事の手助けが必要な場合は、サポートを提供します。食事の際に一緒に会話を楽しむことで、食欲を促進できることがあります。
4. 栄養補助食品の検討
栄養補助食品やドリンクを活用することも考慮されます。今はドラッグストアやスーパーでも容易に購入することもできます。
かかりつけ医のある方は薬局処方の補助飲料などもあります。その人👵の摂取しやすい形態に合わせて選択が必要ですね。
重要なのは、
その人に合わせて柔軟かつ個別化されたアプローチを取ることです。認知機能の低下により食事拒否においては医療専門家や栄養士と連携し対応していくことが大切です。
また、
ここからは頭の片隅🤔💭に覚えて頂きたいお話です。
認知機能の低下により食事摂取困難となり病院で入院する方もたくさんいらっしゃいます。🏥🚑
食事摂取困難な状態となると、脱水、栄養失調となり
病院ではまず点滴で水分と栄養を入れます。
ここで脱水が改善された事で食事摂取量が戻る、
認知機能の低下のある患者さんは実際極わずかです。
ほとんどの方は、脱水が改善されても、
環境の変化に適応できず、廃用が進み食事摂取量が増えないままの方が多い事が実際です。
その場合どうなるでしょうか?
💡家族は選択をしなければなりません。
このまま点滴で栄養を入れ続ける、
しかし低栄養により血管は細くなり、看護師も頑張りますがいつかは点滴も取れなくなる。
そうなった場合は、水分や栄養を摂取できないので、自然な形での看取りとなります。
点滴の中には、皮下持続点滴という種類のものや
中心静脈栄養といった種類のものもありますので、
点滴での延命を望む場合は主治医🧑⚕️に確認してみてください。
その他にも、経管栄養という方法で栄養を摂取する方法もあります。
鼻から胃までの管を入れたり、
お腹に栄養摂取の為のPEG(ペグ)というものを手術で作ったりし、そこから栄養剤を入れる方法ですが、認知機能が低下している患者様だと、管やPEG(ペグ)を認知できず抜いてしまう事があります。その為必要によっては家族同意のもと"抑制" という形で抜去を予防しなくてはならない場合もあります。
栄養状態が整いいざ退院🏠となっても、
抑制が必要な状態下だと自宅での介護でも24時間見守りが必要となったり、
自宅での介護困難で施設への退院となっても抑制が必要な状態下で施設入所は実際困難です。慢性期などの医療施設への転院となる事が多いです。
どういう決断を下すのか正解はありません。
主治医🧑⚕️に言われたから、その様にお願いします、
という家族も多くいらっしゃいますが、
『こんなはずじゃなかった!!』
となる事もある為、
どの決断を下すにあたってもよく検討し
分からない事や検討に困る事があれば医療従事者に
是非相談してみてください。
最善の方法を見つけられるように看護師含め、医療従事者は力になってくれます。
少し長くなったので、
Bさん、Cさん、Dさんはまた次にお話しします👋
