星組「めぐり会いは再び―真夜中の依頼人―」の私的感想その2(引き続き閲覧注意) | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

ネプチューン配信見て、ふわふわしてますが、こちらも忘れず…(笑)


登場人物についても、私見バリバリ!



ルーチェ・ド・オルゴン(礼真琴)…


敬語じゃないルーチェ君…大人になっちゃって…

まぁ、別方向に拗らせてはいるが(笑)

悩んでるのは分かるのよ、子供の頃の後悔を引きずり、特になりたいものもなく、自信持てず、彼女とも腐れ縁化して…

でも、すんなり婿候補に勝ち上がっていく辺り、「あんた万能なんだから、自信持ちなさいよ!」と私、アンジェリークの代わりに背中バーン!って叩きたくなりましたよ…ユリウスやレオニードは優しいから、なんだか生温くて(苦笑)

ともあれ、ルーチェくんの10年の成長は、礼嬢の成長の歴史でもあるなぁ…と感慨ひとしおでした…




アンジェリーク(舞空瞳)…


とりあえず、お酒強いね(笑)

って、「どこにでもいる極フツーの女の子」ってことしか、ここでは書けない…アンジェリーク自身の胸の内とか、小柳奈穂子女史、あんまり詳しく書いてくれてないもの…いくら秘密抱えてるからって(´・ω・`)

(1と2のシルヴィアは「ザ・女子」で、長所短所どちらもちゃんと描かれてるんだけどなぁ…)

でも、10年ルーチェと関わってるってことは、もう20幾つってことで…やっぱ、ルーチェくんが悪いわ…待たせ過ぎだわ(-_-;)

舞空嬢、可愛かったけど、ミニドレスの時は膝折大変そうだった…ヒールも低かった(汗)



レグルス・バートル(瀬央ゆりあ)…


ザ・友達キャラで、あんまりしどころないなぁ…なんですが、頼りなげな「マカロンちゃ~ん」呼び掛けと、ティア(有沙瞳嬢)とのワチャワチャで許せる(笑)

思えば、「ルパン三世」時、「おい、カリオストロとセラフィーナ間に萌えが足りねーぞっ!ι(`ロ´)ノ」

と、小柳女史には散々文句垂れたし、「食聖」のニコラスとタンヤン間にも、まだまだ物足りなさを感じていましたが、今回は頑張ってくれたので、「やれば出来る方」認定させて頂きます…有沙嬢、リベンジ出来て良かったね( -∀-)(←有沙嬢がセラフィーナとタンヤンだった)



オンブル(綺城ひか理)…


最近、イケ渋ヒゲオジも板についてきた綺城嬢…極美慎嬢が息子のロナンで、親子共々イケちらかしてるな(笑)

ワル系が続いてるけど、役的に一番美味しかったと思う。

(大昔に見た、「サマルカンドの赤いばら」という芝居の北斗ひかる女史を連想しました)

野心持つ理由が弱い気がする中、理知的な見た目を生かして、説得力を持たせようと奮闘してるのは伝わりました。





ユリウス(天寿光希)…


ラストの手紙の朗読、2の時と同じキャピキャピ声で聞きたかったよ(泣笑)

エメロードの大ファンなら、ミーハーシーンも欲しかったよ…

って不満もあるけど、当てになる執事ぶりには安心感を与えてくれる(  ̄▽ ̄)

ルーチェくんを励ます姿、今後の星組のエールにも思えて…寂しいなぁ…((T_T))




レオニード・ド・ローウェル(音波みのり)…


あの一途一直線なレオニードちゃん…何だかすっかり貫禄お付き遊ばされて…とりあえず、追いかけ回さずに済むと、落ち着くものかしらね( ̄▽ ̄;)

今回、男装の理由が無理矢理感あるんだけど、男装してこそレオニード!なのは分かるし、マリオ様が出てこない以上、これもアリかな…

って、正直、私は2と3の間のレオニードの奮闘と大願成就こそ見たかったのであって、落ち着きコンサルタントな現在は別に…だったのよね…

(だから、「天使のはしご」見て補完しときます)

年々、輝きを増していった音波嬢…もうその娘役姿見れないなんて…(´Д⊂ヽ




後は、やはりツインズ達(詩ちづる・稀惺かずと両嬢)が印象的…特に稀惺嬢、子供演技上手い(’-’*)♪

で、10歳前後の子供が酒場潜り込んで働くわ、踊るわ…で、やたらたくましい(笑)

おかしいな、この子達の父親は、そんなにしっかりしてなかったような…( ̄▽ ̄;)





ワチャワチャとっ散らかり感はあれど、10年一昔、変わらずでーん!と構える方々あり、役柄的にもジェンヌ的にも、精神的成長を見せてくれる方々あり、昔はどこにいるか分からなかったのに、真ん中辺りで輝き放つ方あり、新たに魅力を見せてくれる方々あり…と、これまでの星組の歳月も思い起こしました。




平時なら、「…(-_-)」で終わるんですが



コロナは、幕が開くありがたみを度々思い起こさせてくれます。


それが例え、凡作・駄作・迷作・珍作・問題作でも…です(汗)