星組DC「シラノ・ド・ベルジュラック」の私的感想(未見の方は閲覧注意) | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

コロナのせいで、波乱な1年の観劇締めくくり…無事に見てきました!


では早速、私見バリバリ参ります。




私は、シラノの舞台を見るのは、人生初めてです。

そして、事前に原作シナリオ(光文社古典新訳文庫版)を読みました。



なので、原作シナリオにどれだけ沿っているのか?

シラノの「鼻の賛歌」「決闘のバラード」「バルコニーの場」等々、超長台詞、かつ名台詞をどれだけ踏襲するのかな?全部歌ったりするのかな…?


とか、色々予想しながら、見ましたら…




…うん、原作のエッセンスはしっかりあって、手堅くまとめあげてました。

気分転換のフィナーレまでついた、素敵な入門編のシラノだったと思います。
(セットの月が、良い味出していた…こっちは満月だったから、ウェルカムの時みたいに戸惑わなかったし( ̄▽ ̄;))




そして、初日写真見て、「どうしよう…、顧問(轟悠嬢)のあの顔では、デカ鼻がコンプレックスなってないよ…ロクサアヌがますますおバカに見えるんでは…」と思ったんですが(汗)、そこはさすがの演技力で、星組子達をも高みに引き上げ、宝塚のシラノを成立させてました(^_^;)
(また次回、きちんと書きますが)



見た今は、他のシラノの舞台も見てみたい気持ちでいっぱい…
(もう叶わないけど、新国劇版の島田正吾氏のシラノや、杉村春子女史のロクサーヌとか見てみたかった…)

そして、フレンチネイティブじゃない自分を恨めしく思ったり…原書で読んでみたい…


年と共に、ますます衰える知的好奇心を刺激してくれたのはありがたい(笑)
(とりあえず、宝塚版の脚本の原案になった、岩波文庫版シラノを読もうと思います)



そして、本の解説にあった「1人の女を巡る2人の男…という三角関係の男2人の間には、精神分析的に、同性愛的欲望がある…」という一文に食い付く私…(苦笑)


なので、シラノ×クリスチャン…という目線でも超美味しく観劇出来ました…だって、2人共、おあつらえ向きに超美形だし(笑)
(挙げ句、宝塚の名作達のあの三角関係も、この三角関係も…と、絶賛妄想中(苦笑))





…今から観劇、配信とかを見る予定の皆様は、「無垢な目線で」ご観劇、ご鑑賞下さい…m(_ _)m



登場人物については、次回に!