前半21分 G大 レアンドロ
前半39分 G大 武井択也
後半13分 熊本 矢野大輔
後半18分 熊本 仲間隼斗
■両チーム布陣
ガンバ大阪 J2 第4節 vsロアッソ熊本
レアンドロ | |||
倉田秋 | |||
家長昭博 | 阿部浩之 | ||
明神智和 | 武井拓也 | ||
藤春廣輝 | 加地亮 | ||
西野貴治 | 岩下敬輔 | ||
藤ヶ谷陽介 |
遠藤保仁と今野泰幸が代表で抜けた代わりに、
加地亮と家長昭博がスタメンに戻ってきたガンバ大阪
ロアッソ熊本 J2 第4節 ガンバ大阪戦
齊藤和樹 | 仲間隼斗 | ||
藤本主税 | 大迫希 | ||
原田拓 | 黒木晃平 | ||
片山奨典 | 藏川洋平 | ||
矢野大輔 | 吉井孝輔 | ||
南雄太 |
対してロアッソ熊本もブラジル人3人がいずれも離脱
齊藤和樹と仲間隼斗という2トップ、原田拓をボランチに据えてきました
■試合内容
前半からガンバ大阪サポーターにとっては息が詰まる様な展開
ロアッソ熊本が前から的確なプレッシャーをかけてきて
早い仕掛けでゲームを作ってくるのに対して
後手後手に回ってしまい上手くゲームを作れないガンバ大阪
そのような構図の試合展開で前半が進んでいきましたが
突然ガンバに転機が訪れます
《前半21分レアンドロのゴール》
【白→フリーランニング】
【青→シュート】
【赤→パス】
【水色→クリアボール】
家長昭博がミドルシュート
そのボールが吉井孝輔と倉田秋にあたり、吉井がボールを見失っている際に
倉田が走りこんできたレアンドロにパス、レアンドロがゴールを決めた
完全に守備を崩したわけではなく、偶然の産物ではあるが、
レアンドロが予測して走りこんできたことがゴールを生み出した
その後も熊本優位で大きな試合展開の変化はなかったものの、
ある選手にとって非常に大きなプレーがありました
それは藤ヶ谷陽介選手のプレー
倉田秋が自陣内でバックパスを行った時に、連携ミスでロアッソ熊本がボールに渡り
藤ヶ谷陽介との1対1になったが、相手シュートをスーパーセーブ
完全に1点というシーンだったのだが、藤ヶ谷のビッグプレーにより
徐々にだがガンバの攻撃シーンも増えてきていた
《前半39分武井択也のゴール》
【白→フリーランニング】
【青→シュート】
【赤→パス】
【水色→クリアボール】
加地亮が右サイドからクロス
そのクロスを藤本主税がヘディングでクリア
クリアされたボールを吉井がさらにクリアせずにスルーをするが
そこに走りこんできた武井拓也がダイレクトシュートでゴール
これもロアッソ熊本の吉井の判断ミスによる得点だ
あそこでヘディングで逸らしていれば得点にはなっていない
これも武井の予測が生んだ得点ではあるが、崩したわけではない
ロアッソ熊本0-2ガンバ大阪というスコアで前半終了
前半は上手く攻めてることが出来ていたわけではないのに
2得点というのは「ラッキー」というようなことしか思っていませんでしたが
まさか後半あのような「アンラッキーとすら言えない」展開になるとは
後半に入ると徐々にガンバの中盤と最終ラインとの間が空いてきて
バランスが明らかに悪くなっていました
ただ攻撃シーンも何度か有ったため、気にする人も少なかったはずなのですが、
やはり内包している問題というのは必ず明らかになるものです
《後半13分矢野大輔のゴール》
【白→フリーランニング】
【青→シュート】
【赤→パス】
【水色→クリアボール】
原田拓のショートコーナーで始まり、藏川洋平がクロス
齊藤和樹がドンピシャヘッドでゴールを狙うが、藤ヶ谷陽介がスーパーセーブ
しかしルーズボールを飛び込んできた矢野大輔が体ごとボールを押しこむ
藤ヶ谷のスーパーセーブに合ったものの、齊藤のヘディングで決まっていても
おかしくない得点シーンだった
《後半18分仲間隼斗のゴール》
【白→フリーランニング】
【青→シュート】
【赤→パス】
【水色→クリアボール】
北嶋秀朗がパスを受け胸トラップでボールを収め、
ポストプレイで仲間隼斗へのバックパス
仲間はすかさず左方向へシュートを打つが
藤春の足にあたりコースが右に変わる
藤ヶ谷は当初のシュートコースを読んでいて左方向に動いていたが
結果的には逆を突かれた形となった
実際のところアンラッキーなゴールではあるが、
ロアッソ熊本の1点目で完全に熊本ペースになっていたことが
呼び水になってたことは明白だった
正直、酷いゲームを見せられた
攻撃的な魅力な打ち合いの試合ならば納得はできるが、
相手の守備を攻撃らしい攻撃が出せていない
チームが全体がチグハグなのだ
これを立て直すのは容易ではない
容易では無いからこそ大鉈を振ってみるとか
時間をかけてでも何らかな対策を講じなければならない
それはスタッフの仕事だ
これは個人的な意見だが、スタッフに関しては未だ信頼はある
今シーズン中に関しては「監督問題」を出す気はない
1年でしっかりと「新生・ガンバ大阪」を想像してほしい