高松で田園しっぽくうどん | ファットマンの松山B級グルメ日記

7月7日(土曜日)


夜半、高松市内も激しい雷雨であって何度か目が覚める。6時過ぎ起床。

8時過ぎ、家主のシュウタロウの車で「さか枝うどん春日店 」に行く。かけうどん(小、そのまま)、ちくわ天、ナス天で390円。「さか枝」は香川県庁裏の有名店だが、最近「ハローズ」という終夜営業スーパーの敷地内に次々とお店ができているのだそう。やり手の二代目でもいるんだろうか。オールドファンなど、「さか枝」の値打ちが下がると怒ったりしているらしいが、私などにはほとんど違いが分からない。とても美味しかった。値段も質もたいへん満足な朝ご飯であります。


10時にぬり壁と讃岐人1号が愛車「セレナ」で迎えに来る。由良町の温泉「由良里の湯 」。ゆっくりと浸かって昨夜のアルコール分をトバす。1時間半後には別人になってリフレッシュ。


昼食は、ぬり壁が絶品のしっぽくうどんとアツく推薦する「谷川製麺所 」。「谷川米穀店」とは特に姻戚関係はないとのこと。公渕公園の近く、連れて行ってもらわないと私にはまずたどり着けない。橋のたもと、田んぼの真ん中、小屋のような(失礼)建物と絶好のロケーション。メニューは小(200円)、大(300円)、特大(400円)の3通りのみ。大をセレクトしてどんぶりにうどん二玉入れてもらう。今日はちょっぴり蒸し暑いので、あえてタボで湯掻かずにそのまましっぽくのお出汁を投入。ぬり壁氏いわく、冬は猪鍋、春はタケノコ鍋、夏は分からんとのことであったが、寸胴の中には大量のナス。次第に季節感を失いつつある私たち現代人であるが、ある意味ナスこそ夏野菜の王様だろう。その他には大根、人参、牛蒡などのトラディショナルなしっぽく具材。慎重に大量に具材をすくい取るよう、ぬり壁にしつこく注意されていたのだがなかなかうまくいかない。具が浮いたり沈んだりするし、あまり底の方をさらおうとすると指先が出汁につかりそうになる。私は気が弱いので、指をつっこんでまではナスをようさらわない。しかるに着席してみると、ぬり壁のうどんにはうず高く大量のナス、大根などが乗っかっていた。勝ち誇るぬり壁、どのようなテクニックなのかは不明だ。

いわゆるひやあつ状態であって本当に美味しい。モチモチした気品漂う麺と、素朴なしっぽくが絶妙にマッチしていて、これまで未体験の味わい。一気に食べ終えても不思議に胃の中がスッキリ。食べるそばから消化している感じがする。うどん大(300円)をツーセットやってしまいたい気分。やはり先達敬うべしである。

当然ながらけっこうな人気店らしく、取材に来たらしいタレント氏の色紙がたくさん飾ってある。それと、なぜか今は亡き近鉄バファローズのカレンダーや関係者の色紙がたくさん。ご主人は今でも近鉄バファローズのファンなんだろうか。


とても美味しかった。この次いつ讃岐うどんを食べることができるのかは未定だが、当分この思い出を胸に生きていくことになりそう。気がつけば今日は七夕で、これもある種の彦星状態というのでありましょうか。