失敗。

皆さんはこの言葉をどのように捉えますか?

間違い。

この言葉はどう感じますか?

私達、日本人は
間違いや失敗に対して
とてもマイナスイメージを持っているように思います

間違っては、叱られ
失敗しては、怒られ

私達は、小さい頃から
間違ってばならない
失敗してはならない

間違わないように
失敗しないように
生きてきているのではないでしょうか。

様々なところにそれが現れています。

その例をあげて見ましょう。

まずは、歴史から
戦国時代、武士たちは
間違いや失敗をすると責任をとって切腹していた。
戦に負けた責任。城を落とされた責任。
様々な責任は自害という方法で果たされてきた。
まさに失敗や間違いを許容しない生き方だ。
その流れは第二次世界大戦の軍人にまで受け継がれていた。

社会的にみると
失敗、間違いをおかした者は、辞任する風潮にある
例えば政治家
自分たちの過ちを辞任という形で責任をとる。
社長などの役人に当たる人たちも
不祥事には、責任をとって辞任する。

失敗や間違いを活かし活用する意識が
ほとんどない。

「失敗してしまい申し訳ございません。この失敗によりこんなことを学びました。次は、より良い結果にしますので期待してください。」

このような発言をしようものなら
責任をとれーと非難轟々。

失敗したら辞めることがベストなのでしょうか?

私は違うと思います。

法を犯したなら必ず裁きを受けるべきだが

そうではない失敗には、許容できる社会にすべきだと思います。
失敗を活かす。
間違いから学び次につなげる。
これを許される世の中なら
もっと、積極的に活動できる気がしませんか?
もっと色々と挑戦できると思いませんか?

極度に間違いや失敗を恐れると
保身に走り、全く挑戦しなくなる。
また、失敗や間違いがさも無いことにしたくなる。
ゆく果ては、間違いや失敗を考えなくなる。
間違うことはない。
失敗なんておこらない。

これが原因で
福島第一原子力発電所での事故につながったのではないでしょうか?

原子力発電所で事故など起きない。
失敗なんて起きないから想定しない。
このような安全神話なるものが登場した。  

私達は、
もう一度、考えませんか?
失敗や間違いはプラスなのだと。
できないことを1つ知れた。
成功するためには、絶対に失敗をたくさんする方がいいのだから。

失敗や間違いを許容できる世の中になれば
SNSでの誹謗中傷も減るのではないでしょうか、、、