ハートハートハートハートハートハートハートハートハートハートハートハートハート





毎年この時期になると過去を

振り返る時がある






桜が綺麗に満開になる時

桜を見ると思い出す




別れの時期

私にとって、まだ寂しさとか

切なさとか、あの時人生で初めて

味わった感覚を思い出す



5年前に保育士の職を辞めた日

結婚を決めそれに伴い職場の辞めて

新しい環境で生活することを

わたしは選んだ


辞めることに後悔はなかったけど

仲間や友達、子供達とのお別れは

心を締め付けられた



それは、保育士の職場を離れ

お世話になった人たちとのお別れ

子供達とのお別れ



やっぱり3月31日を迎えるまでに

切なさや寂しさを感じてしまった




当時最後の担任が年長クラスで

その子達は4月から1年生で


「先生ーいちねんせいになったら

 ほいくえんにあそびにいくねー」


と言われるたびに

言い出せない

何も言えずにいた私



職場で仲がよかった先生達との

別れも泣けたなぁ、、

「先生ーさみしいです」

と普段涙など見せない後輩の先生が

泣きながら言ってくれた言葉が

胸にグッときて

私も泣いた

あー、こうして泣いてくれる人がいる

私って慕われてたのかぁって...



いろんな感情に沸いてる時に

言われた職場の先生の言葉がある



「後ろ髪引かれるかもしれないけど

 前だけ向いてすすんでね! 

 幸せになってね

 先生の幸せな姿がみんなうれしいんだから」


またまた泣けてしまった


結婚もみんな心配してくれてたからなぁ



誰よりもドジで抜けてて

空気読めなくて失敗ばかりの

保育士16年だったけど


私は誰よりも周りの人に

愛されてたことには違いない


ようやく16年かけて気づいたの

あの時

気づくの遅っ



最後の言葉は思い出せないくらい

涙で濡れていた3月31日



またね!

って言えない明日が

あるんなんて

また明日って言えるって

幸せなこと


だから、今を生きるって大事なこと



みんな、元気かな

先生達も元気かなぁ



担任してた子達ももうすぐ5年生かぁ

私たち夫婦も結婚5年目



私が過去を思い出す季節



みんな今を生きてる



満開の桜の下で

子供達の声が響いて

聞こえてきた




そんな光景を見ながら

微笑みながら通り過ぎた

帰り道



明日から4月早いなぁ