書評なんて大それたことは言えないので、本の感想という形でアウトプットしていきたいと思います。


 その1冊目は、『自分で奇跡を起こす方法』著:井上裕之 です。


 昨日、注文したのが届いたのですが、その日のうちに読破しました。それくらい、読みやすい本です。


 内容は著者に降りかかった出来事を基に、著者自身がどう変わっていったのかが綴られております。帯には、『事故により愛する人を失うかもしれない 絶望から人生の大切さに気づいた 若い医師の真実のストーリー』とあります。内容は本自体に譲るとして、自分が気になったところをアウトプットしたいと思います。


 この本で印象的だった部分は3点。


 1点目は「本気には自分が望んでいるものを引き寄せる力がある P.88より」


 著者の場合、妻を救いたいという本気の思いが、医師や病院スタッフを本気にさせて動かした。これを自分の夢というものに置き換えると、本気で叶えたい夢というのは引き寄せる力を持っている、ということになります。ここで難しいのは、本気で叶えたい夢を持つことにあります。これは、その夢が叶った時の自分を想像してワクワクしてたまらない、そんな夢でないと本気にはならないと思います。それは価値観の違いがあるため、人によって違いがあると思います。なので、本当に自分が興奮すること、好きなことを見つけることが近道なのかもしれません。


 2点目は「結果は自分で作るもの・・・学びと行動以外に問題を解決する方法はありません P.96」


 結局は自分なんです。そして、学び(=インプット)と行動(=アウトプット)以外に問題は解決できないということです。恐らく、生きていれば常にぶち当たる問題という代物。その問題に対する姿勢も関係してきますが、本気で解決しようと思えば、学び行動するしかないのです。自分の場合は、学びも大事だと思いますが、行動の方が大事かな、と思います。とりあえず、やってみる、行ってみる、言ってみるetc...。そうすると意外と問題が解決し、今度は新たな問題が現れるかもしれません。そうなったらチャンスで、また行動してみる。この繰り返しが学びを同時に生むと私は思います。


 3点目は、運を引き寄せるには「その人の持つエネルギーが輝いていることが大切 P.98」


 運を引き寄せる、つまりチャンスを掴むにはエネルギーを出し、輝かせる必要がある。先日、チャンスは前髪しか生えておらず後頭部はハゲ、であると学びました。つまり、チャンスを掴む準備として、輝きを自分で作る必要があるのです。

 今輝きをつくる方法として思いつくものと言えば、姿勢ですかね。自信満々の姿勢と、半信半疑の姿勢では前者の方が輝いている。姿勢も行動なので、自信がないと考えるより胸を張って堂々とした姿勢を取ることから始めると、あとから自信がついてくるかもしれません。最近、自分は意識して胸を張って病院内を歩いています。時折、自分は出来る、とつぶやきながら(完全に変な人ですが・・・)。根拠のない自信ですが、意外と清々しく、そして意外と一日働いても疲れません。



 今回、この本を読んで、まず自分を本気にさせる夢を持つ(これはクリア)、学びと行動、特に行動を起こす(これはまだ不足)、そして自分で自分を輝かせる(まだまだ足りない)。これが成功する、幸せになるのには必要だということを学びました。 


 今後も機会があれば、こういう形でアウトプットしていきたいと思います。