30年後目線の政策3 少子化対策 | 東京都議会議員村松一希(練馬区)

30年後目線の政策3 少子化対策

持続可能な東京、日本を作っていくために、少子化対策も重要です。これまでも「人」に焦点をあてた政策を実行してきましたが、その「人」がいなければ未来はありません。実効性のある少子化対策を進めていきます。

 

 

1,出産、子育てしやすい東京へ

 

東京での出産、子育てにはお金がかかります。一人子供を授かっても、経済面から二人目を諦める方もいらっしゃいます。またそのほか様々な理由から生み控えという現象があるのが事実です。様々なサポートを充実させることで出産しやすい環境を作っていかなければなりません。4年前に都議会当選以来、保育園の待機児童は大幅に減りました。保育園を増やすとともに、一時保育の拡充、ベビーシッターの拡充など進めてきた結果です。令和3年度の予算では出産すると、育児用品や子育て支援サービス等に使える10万円分のポイントを付与する制度が出来ました。さらに意見を聞く制度を設け反映させていく予定です。東京ならではの子育てしづらさというのは当事者でなければ分かりません。多様なニーズを把握し、きめ細かな制度を作っていくことが必要と考えます。

 

2,電車やバスに子育て応援スペースを

 

電車に乗るときに小さい子供を連れたり、ベビーカーでは乗りづらい。そんな声から、都営大江戸線に子育て応援スペースを導入することができました。

 

 

バスでは2人乗りベビーカーを乗車拒否されたという声が多数あり、都営バスをはじめバス会社へ運用方法について確認し、申し入れをしました。まだまだ乗車拒否の実態があり、今後もバス事業者への要望を続ける必要があります。また都営バスには、車両更新時に2人乗りベビーカーのみならず、大型の車いすが乗れるように改善を求める必要があります。

このようにバリアフリーの面でもまだまだ子育てをしやすくする工夫をしていかなければないません。

 

3,不妊治療への助成をさらに拡大

令和3年から所得制限がなくなるなど、拡充されました。しかしながら不妊治療は高額医療であり、まだまだ誰でも受けられるというものではありません。少子化対策を本気で行うならば、子供がほしいという家庭に寄り添い支援をしていくべきです。さらなる拡充を求めます。