育児トーク(286)高校編




◎前回のお話




あっという間にバイトを決めてきた息子。


本当に出来るのか…

心配で心配で仕方なかった。


バイトもそうだが高校生活も始まったばかり。

授業や学校生活はどうなんだろうか。


高校に入る前は駅伝をやりたい!と言ったが、入った部活は運動ではなく応援団だった。

『え!?駅伝やらないの!??』

ちょっとだけ走る息子が見れるんじゃ?と思っていた私だったので残念だった。

『うん。友だちと話して決めた!』

と。

そうかそうか、早速仲良しのクラスメイトができたのか…と安心した。


学校、部活、バイトと急に忙しくなった息子は多少落ち着きがなくイライラするような素振りもあったが中学の最初の頃のように急激な落ち込みは無かった。

唯一バイトで覚えることが多くそれが大変なのかブツブツと文句を言っていることもあったが
『嫌なら辞めておいで?』と声をかけても『大丈夫』と言って続けた。

一緒に始めた友だちは息子よりもどんどん先に進んでしまうようだったが、息子は諦めなかった。

そこは本当に偉いなと思った。

『諦めなければ必ずできるようになるよ。
大丈夫。』

そう声を掛けた。

これから先、就職したらもっと大変だろう。
今学んでほしい。


学校で三者面談があった時、初めて担任の先生と話をした。

先生は新任で初めて受け持つクラスだった。

『息子さんは本当に支援級に入っていたんですか?』と言われた。

『はい。軽度の知的障がいがあります。』

『実は先日受けた英検の試験ですが、合格したのは息子さんともう1人だけなんですよ。この学年で。』

びっくりした。

今まで年相応の勉強を教えてもらえなかったのに…
それとも今が息子が吸収する時期?


とにかくまともにテストすら受けられていなかったのに…。



先生と話をしながら『あ、先生が褒めてくれるからやる気出してるんだな』と感じた。

先生が目の前にいてこんなに笑顔でいるなんて小学校の支援級以来だ。

安心してこの学校に通えてるんだ…
先生を信頼してるんだ…
そう思った。


『これからもよろしくお願いします』と頭を下げ教室から出た。

いろいろもがいてきたがやっと安心できる場所を見付けられた気がした。


その頃だったろうか。
息子が新聞を持って私に見せた。


『お母さんこれ見て!』

記事に目を通してびっくりした。

息子が中学の頃部活で副顧問をしていた先生が
他の中学で生徒にケガをさせたとの事でニュースになっていた。


出会った頃は良い先生に見えた。

何を間違ってしまったのか…

先生になりたい!と思った時はどんな先生になりたかったんだろうか…


そんな事を考えるとなんとも言えない気持ちになった。



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    2018-01-13 11:33:00

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