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戦国武将の武田信玄は、多くの名言を残している。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
という信玄の言葉。
これは「城は人の力、1人では作れない人々の努力の上に城がある。石垣も堀も1人では作れない。情けは人の心をつなぐことが出来る。しかし仇が多ければ結局は国を滅ぼす事になる。」という意味。
「仁政」という言葉について、人を生かす政=景気をよくしたり、所得を多くしたり、あるいは公共の施設を充実させたり、国民が限りなく生成発展し、進歩向上してゆくように導く政治、これを仁政と言います。
江戸時代中期の傑僧として知られる白隠禅師は、甲州の武田家を絶賛しました。白隠禅師によると、甲州が強固になったのは「武力」ではなく「仁政」にあったといいます。
白隠禅師が生きていたならば今の日本の政治をどう思うでしょうね。国民一人一人が城を国を作っている事を忘れて、国民に恨まれるような行いをしている政治を続けていては国を弱らせる事を信玄は忠告している。
仁政を行い強国として国民一人一人への優しさを持ち困難を国民一人一人と乗り越え、世界に胸を張って生きられる国、そんな国を目指さなければいけない。