もう私……
しがみつく必要がないんだ
留まる理由がないなら
次のステージに立って
……いいんだね？
いや、もう既に
ここには居なかったのかな
進みたいステージの前に
既に立っていたんだろうな
あとはきっと
誰かが背中を押すのを
……ずっと待っていたんだ。
ただ、気がついちゃったよ。
背中を押されなくても
私……
飛べたんだった
自分で
前に出れたんだった
今日、気づいちゃった。
「もう、そこに留まる理由無いでしょ？」
って……
大切な二人の姉に、言われちゃった。
ずっと半年
自分の進化を見つめていた。
辛い日も、あったし
苦しい日も、あったし
大泣きした日も、あった。
ただ慈悲だけで……半年生きてきた。
人に尽くす
人に優しく
人を守る
人を癒す
人と気付く
人と生きる
いつも、誰とも
共に生きると決めていたんだ。
人を信じるのではなく
自分が信じ抜く事だけを考えて
共に生きると決めていたんだ。
それが今、私を一つ上へと
押し上げてくれようとしていることに
……今日、気づいたよ。
ただ怖かっただけなんだ。
ただ【今】から離れるのが
怖かっただけ。
逃げてたほうが
今で満足しようとしていたほうが
楽だから、安堵だから、不安がないから……
見てもいいはずの景色を
見ないようにしていただけ。
でも……
私はもう、自分の進化を止めない。
留まらない。
今日、姉達から優しい種をもらったから
今日、姉達から強い光をもらったから
今日、姉達から尊い勇気をもらったから
大丈夫……
大丈夫……
新しいステージに立つために
自分を全て解き放つ覚悟を決めた。
だから今、
目の前に見えるもの全て
……改めて見直すんだよ。
必要と不必要を
私の中の第六感で見直すんだよ。
