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巻 第4章「縁談」

所で、前々からpeleに来ていた縁談の話。まずは紹介者に会ってもらいたいという事で、peleはあまりよく理解しないまま、遠方に行く事になった。

その場は楽しく、素晴らしい環境にびっくりした。

紹介された相手は、縁談相手では無く、縁談相手の育ての親という立場の人だった。

じゅんちゃんにその敷地の写真をpeleは、送った。

するとpeleが自分の元から離れて行ってしまうのかと思ったじゅんちゃんは、恋愛の歌をpeleに二曲送ってきた。

歌詞を見てみると、プライドも捨てるから、僕の隣にいて欲しいという内容。

peleの目からも自然と涙が流れた。

モテ塾の日が近づいて来た。

紹介相手が来るはずだった会だったが、先方でのトラブルで彼が現れることは無かった。

peleは、まっそんなもんだよねって思い、氣に止める事は無かった。

そして、モテ塾の当日、peleを紹介しようとしていたご夫婦だけが、peleがやっている活動と、peleの関わっている仲間を視察しに来た。

peleの活動や、仲間にも感動してくださり、お土産話を持ち帰って下さった。後日、peleは、じゅんちゃんに最後のお世話をする為、ある方の元へと訪れた。

人脈でも、やる事でも何かをじゅんちゃんが感じ取り行動に移して欲しいとの願いで。

そして、じゅんちゃんは、一歩進んだと思いきや未だ煮え切らない感じだ。

仕事が中々決まらない人とは、何時も思うけど、選んでいるから決まらない。

やってみよう何でもという挑戦する氣持ちがかけているような氣がする。

この世に条件が良い事なんてそうそうない。

チャンスを与えられた中から、自分で見つけ出す事が大事なんだけど。

そう思いながらpeleの役目はもう終わったと手を離した。

翌朝、早起きをし遠方に呼び出されたpele

通勤時間が嫌だから、始発を選んで、現地でモーニングをという流れだったはずが、朝イチからお迎えに来て頂き、モーニングも画伯のお家で用意をして頂く事に。

深夜2時からpeleは、鳥おこわを作り用意していた物を持参した。

画伯はその氣持ちを喜んで下さった。

朝早くから人が立ち替わり入れ替わり最後は、peleに紹介するはずだった男性も現れた。

皆んなで和気藹々で、画伯の誕生日会が行われ、丁度良い時間で、peleとご夫婦は、その場を後にした。

かれこれ、もう18時間起きているpeleは、睡魔に襲われた。

眠たい目を擦りながらやっと自宅へと到着。

顔を洗い、布団をひいてとにかく即消灯した。

翌日は、昼からの仕事。

仕事2時間前に目を覚まして準備に取りかかった。