その日の最期に先生に
「何かあったり、介護に疲れたり、何か不安に思ったら必ずすぐ
連絡くださいよ。受け入れ態勢は24時間整えてますから」と
言われた
本当にありがたかった
そして、主治医の先生が
「〇〇さん、また来月会おうね」と言っても
父は返事ができなくなっていた
その日から今まで出ていた処方箋もなくなり
会計を終え帰ることとなった
その日は、母と私はとても複雑な気分だった
抗がん剤をしなくなるという意味
それは何を示すかわかっていから
だけど、これ以上、頑張ってということができない
流れに身を任せることしかできないのが歯がゆかった