フィリピンの東側の海上で台風18号(クラトーン)が発生しました。

 気象庁の発表では、9月29日3時現在、北緯18度25分、東経124度40分のフィリピンの東の海上で、ほとんど停滞しています。中心気圧は985ヘクトルパスカル、最大風速は30mで、中心から55km以内では、風速25m以上の暴風が吹いています。

今後は台湾と先島諸島の間を通って東シナ海に向かう見込みです。

 今後は北よりに向かい、10月初めには、沖縄県や九州方面に影響を与える可能性があります。今後の動きに注意してください。

 

 台風18号のアジア名は「クラトーン」で、タイが用意した名称で、果物の名前を意味します。

 

 日本の南には、もう一つ、台風17号もあって、こちらは北上し、9月末から10月初めにかけて、小笠原諸島や関東に接近するおそれがあります。

 

<台風18号の進路 気象庁 29日3時>

 

 

 <気象衛星ひまわり 29日3時>