These Are The Days Of Our Lives | AREA73 MY NEXT THIRTY YEARS

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1973年出現、船長、だけど今は陸での仕事。
海に戻りたい坊主おやじの出来事、気になる事。


寒波がアメリカ全土を襲う今週、各地で雪が降り、時には吹雪となる時も。

一方大西洋の真ん中に位置するアイスランドでの火山噴火と大西洋側でも自然が猛威を振るっているようで、能登半島地震のみならず世界で自然が揺れている感じです。


そんな中、ボクが辿り着いたのは

Washingtonの空港。


そう、下船しました。

吹雪視界の悪い中、Baltimoreの港へ無事入港。

後任の船長に船を引き継ぎ、翌朝6時に下船。


飛行機で入国したワケではないので、船から下船して空港へ辿り着くまでの間に色々と手続きが必要なので、朝早くにピックアップ。


手続きを済ませてようやく空港に。

いや〜、入港前からのバタバタやボク自身の下船準備などで結局下船前夜は眠れず。

まだ陽の昇っていない港をあとにし、空港へ向かう途中に夜明け。

眠れていない明け方の冷え込みがカラダに刺し…氷点下ですから…朝陽が眩しく感じつつも、無事に船を動かしてきたコト、誰も事故なく過ごせたコトに安堵感を感じ、送ってくれる車のシートに身を委ねていましたね。


出国手続きを終え、ようやくラウンジで朝食。

寝不足と入港の作業などで疲れているんですが、腹は減る…結構食べました。


暫くラウンジで過ごし、お土産などを見に行き、搭乗。

空港に着くまでの道中もスッカリ雪景色でしたが、離陸した飛行機の窓から見えるWashingtonの街は真っ白。

空は青く、澄んでおりキレイに眼下の雪景色が見えていました。

ホント、広域で雪だったと分かる程、アメリカ大陸の大地は白くなっていました。

そんな雪景色のアメリカ大陸を発ち、雲を抜けた頃に先ずはドリンクが運ばれて

飲み終えた頃に

昼食。

サーモンのソテーの皿を頼んだのですが、サーモンはどこ?ってくらいの野菜が乗っていました。

因みにサーモンは右の皿のレモンの下。


食べ終え、90年台から00代にアメリカで一世風靡したコメディドラマ『FRIENDS』を観ながらいつの間にか眠りに落ちていました。


話は逸れますが、昨年10月にこのコメディドラマの6人の主演者の1人、Chandler Bingを演じたMatthew Perryが自宅で亡くなったとのコト。ガッツリこの『FRIENDS』のファンで、中でもこのMatthew Perryが演じたChandlerが好きだったコト、何より54歳という若さであまりボクと変わらないってコトがショックでね。

そんな想いもあり、久々に『FRIENDS』を観ながら。


次に気付いた時には朝食(?)が配られだし、機内が騒めき出した頃。

なんだかあまり色味など昼食と変わり映えしませんが、フルーツがたっぷりでした。


朝食を食べ終えた頃、飛行機は日本上空に。

配られたメニューは朝食メニューなんですが、Washingtonを発ち12時間以上経って着いた日本付近は夕方。

まだ雲より陽は高い位置にありましたが、傾き出した太陽。

厚い雲を抜けたら見えてきたのは富士山。

富士山の頂上付近に雲が被さっており、ちょっと残念でしたが、キレイな末広がりな姿は正に富士山。

日本へ着いたって感じがしますね。

機体は旋回し房総半島上空。

羽田空港へ無事到着致しました。


ってコトで今回の乗船は4か月と短い目ですが、無事任務を終えて、帰国出来ました。

航海日誌、今回の乗船分はコレにて一旦終えますね。


QUEEN 「These Are The Days Of Our Lives

Freddie Mercuryの生前最期のPVとなったこの曲「These Are The Days Of Our Lives」1991年リリース。

邦題は「輝ける日々」。

Cos these are the days of our lives

They’ve flown in the swiftness of time
These days are all gone now but some things remain
When I look and I find – no change


なかなか今回の航海タイヘンなコトが多く、上手くいったのかな?なんてコトもあったのですが、なんとかやり遂げた感じです。

色々なコトがあり過ぎて、全然スマートに振る舞えなかったけど、コレがボクの生き様。

今はまだ安堵感が強いですが、いつかこの経験も輝ける日々として記憶に残ればと思ってます。