自炊開始です。 | AREA73 MY NEXT THIRTY YEARS

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1973年出現、船長、だけど今は陸での仕事。
海に戻りたい坊主おやじの出来事、気になる事。

またまた、開いてしまいました、ブログの更新。

いつもながら忙しい…って云う言い訳なんですが、先々週、先週はホント忙しい日々でした。

今日はかなりプライベートなお話。







昨夕、家内と息子が日本に帰りました。

あっ、離婚したわけじゃないですよ。

4年前、ロンドンに来た時から色々と息子と家内と相談して。

幸いにして先日、息子が日本の高校の編入試験に合格し、通うコトが決まりました。

義務教育の時は受け入れ先が確保されていますが、高校となるとなかなか。
学年が上がれば上がるほど、受け入れ先も少なくなり、条件とされる資格や学力も厳しくなっていきます。

帰国子女…優遇があるように思われがちですが、決してその選択肢は多くなく、また様々な国、学力を持ったお子さんが受験、編入試験に挑み、その門戸は広くはないんですよね。

かといって、このままズルズルベルギーのインターナショナル・ハイスクールに通わせ、急にボクの辞令で日本に帰国となっても受け入れ先があるかどうかは分かりません。

そんなわけで、息子を日本の高校に編入、家内と共に帰国しました。

日本の学校、ベルギーの学校との連絡、手続き、引っ越し準備などなど、この2週間はホントにバタバタでした。

ボクはまだベルギーに居ますが、いずれ日本に帰国するコトになることも踏まえて、7割から8割の家財道具を息子と家内の帰国に合わせて、送るコトにしました。

なので、先週はダンボールの中で生活しているような感じでした。

それが今や独りでは広過ぎるスペース。
モノがなくなり、部屋でコトバを発すると反響します。

ボクのベルギー滞在があと1年なのか、5年なのか?
はたまた3ヶ月なのか、半年なのか?
全く分かりません。
まぁ〜5年いることはないでしょうけど。

息子には親の都合で振り回され、転校につぐ、転校。
申し訳なく思っていますね。
一方でベルギーでのインターナショナルスクールの経験は羨ましくも思います。
英語の会話、聞き取りはこの1年で息子に完全に追い抜かれました。
文法になるとまだボクの方が理解しているようですが、普段の会話やテレビを見ての聞き取りは完全に息子の方が。

親としてはロンドン、ベルギーでの生活、ベルギーでのインターナショナルスクールでの日々が無駄ではなかったのかなと思う一方、あくまでも親の視点、本人的には苦労もしただろうし、友達と離れるコトに寂しさもあったと思います。

コレも親の視点ですが、日本での受け入れ先があり、無事合格できたコトに安堵しています。

ボクは広過ぎる空間に淋しさを感じますが、親として息子に与えられるチャンスを逃させるようなことはしたくないですからね。

英語力…そのまま維持してくれたら、思います。

家内や息子が好きなピエールマルコリーニのマロングラッセ。
ベルギー思い出に食べて行きました。

因みに無事、日本に着いたようです。



ってコトで、自炊開始です。