スニーキングミッション② | 狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

イルーナ戦記内の戦闘スキルやステータス、シナリオや見えない裏事情などを、
愛と熱情と妄想のみで活字変換して具現化する、
為にならない自己満足な独り言。

たまに関係ないこと書きます。

たまに歌います。

たまにエロい。

ミスルナにて活動中。






ピカリーン







チュイーン……

「大佐。目的の物資を調達した。
意外とあっさり手に入ったな。

……ミリーチェリスト…………。
これとメタルギアとに何か関係が?」








「全くもって関係ない。

……ところで、スネーク。
そのミリーチェリストに
穴は空いているか?」








「……穴?
拡張スロットの事か?
……いや、手に入れたこれには
拡張スロットらしきものは
見当たらないが…………」








「……残念だがスネーク。
それは今回のミッションの目標ではない」






スネーク「…………なんだと」



大佐「目的のミリーチェリストは
穴が空いていなければならない。」





スネーク「同じミリーチェリストだが。
これではダメなのか?」




大佐「……スネーク。
大統領命令だ。
穴空きミリーチェリストを奪取するんだ。
それを手に入れるまで、
今回のミッションは終了しない」









ちっ…………
わかった。任務を続行する」








「おいスネーク!!
今、舌打ちみたいなのが聴こえたぞ!
耳小骨を直接振動させるから
敵には聴こえないが、
私には筒抜けだ!
それが上官にする態度か!!

おい!聴いているのか!?

スネーク!?









スネーーーーーーーク!!










  ……………………









チュイーン……

「……スネーク。無事か?」








「……大佐か。

……ああ、とりあえずは大丈夫だ。
親指の痛みが酷かったが、
ナオミが身体に注入してくれたナノマシンの
おかげで、ある程度の痛みは
緩和出来ている







「そうか……。
酷な任務だと分かっているつもりだ。
いつも面倒をかける……すまない」








「ザンジバーランドの時よりはマシさ。
それに、右の親指が疲れたら、
スマホを逆さにして、
左の親指で入力を続行している。
これで少しは
持ち堪えられそうだ……。

……ところで大佐。
もう、かれこれミリーチェリストを
1000個ほど手に入れたが……

拡張スロットが付いているものは
一向にドロップする気配がない。

本当に存在するのか?」









「……………………ん。」










「………………。
大佐。
拡張スロットの付いている、
ミリーチェリストがドロップする、
その確率は……?」










「………………は…………ケフン」








「大佐!!」




「知らん!私は何も聞かされていない!」




「大佐ァ!裏切ったな!」



「スネーク!
とにかく、穴空きミリーチェリストを
奪取するんだ!
世界の命運は君の行動にかかっている!
頼んだぞ!」

チュイーン……



「大佐!?



大佐ーーーーー!!!!






くっそ!!!」







…………











チュイーン……

メイ・リン(桑島法子)
「スネーク?
『人事を尽くして天命を待つ』
ってことわざを知ってる?

やるべきことは全てやり切って、
後は結果を天に任せて待ちなさいって
意味なの。」




スネーク「あ、はい」




メイ・リン「穴が空いているかどうか、
なんて運でしかないんだから、
とにかく、出ると信じて倒し続けてね! 
やることやらないと
出るもんも出ないわよ!」



スネーク「あ、はい」


メイ・リン「スネーク!頑張ってね!」




チュイーン……











スネーク「……ビッチが!!









………………










チュイーン……

ナスターシャ・ロマネンコ(山田栄子)
「ミリーチェリストを手に入れたのか。
装備すればレベルの分だけvitalityが上がる。
その分、HPが飛躍的に増大し、
死のリスクが低下するという訳だ。
……だが…………
穴が空いていなければ……」





ああ!!?
欲してねぇよそんな情報
エロい名前しやがって!!
ロシアまで行って※※すぞ!ゴラァ!」









「……」


チュイーン……










………………








スネーク「あ……くそ!親指が…………!!

スマホを……逆さに……ハァハァ……」
















チュイーンチュイーンチュイーン……

「大佐!
リストの数が
3000を突破したぞ!
一体あと何匹倒せばいいんだ!」






「落ち着くんだ、スネーク!
ヤツは必ず出る!
信じてやりきるんだ!」









「嘘だ!もう騙されんぞ!
パルコードの時だってそうだ!
起爆コードを解除したと思ったら 
違ったしさぁ!
もう、いっそのこと、
この施設ごとメタルギアで
粉々にふふふ」







「おい待て!スネーク!
早まるんじゃない!
必ず結果は出る!
突破口は見つかる!
生きて帰るんだ、必ず!!


おい、スネーク!

スネーク!?


スネーーーーーーーク!!















「アイテム整理してきま」






大佐「あ、はい」










糸売