PR大作戦……「グラ壁を真面目に」 | 狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

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イルーナ戦記内の戦闘スキルやステータス、シナリオや見えない裏事情などを、
愛と熱情と妄想のみで活字変換して具現化する、
為にならない自己満足な独り言。

たまに関係ないこと書きます。

たまに歌います。

たまにエロい。

ミスルナにて活動中。








彼らの表情に不安の色が見え隠れしているのは、無理も無い話であった。


矢面役として絶大な信頼を誇っていた
聖騎士が、今回は(家庭の事情で)いないのだから。


その代わりに、
傭兵稼業を営んでいた剣闘士
彼の代役としてパーティに加えたのだ。


暗殺者、吟遊詩人、司教、
そして、剣闘士。


彼らパーティが迎え撃つのは、
隆々とした豪腕を奮って、数多のパーティを壊滅せしめた、
大山羊の化け物だった。






3人の表情に、異様な緊張が走る……


そんな彼らの視線を背中に受け、
剣闘士は、


愛剣ウィルレガシーⅡを斜に構えながら、
大山羊に向かって突進していった……







走りつつ、数々のスキルを、
その身に施す剣闘士。


仲間の士気を盛り上げ、戦闘力を強化する
ウォークライ。
(パーティ全員にattack+20%、HP+20%の効果を盛らせて頂きます。約5分の継続時間を保証させて頂いております)




相手の攻撃を100%反撃する意思を植え付けるカウンター。
(ご要望に応じて個別にスキル掛けさせて頂きます。お気軽にご相談ください)



身体のリミッターを強引に外して力を引き出し、武器の性能を生かし切る
ペネトレイト。
(武器の精錬値によってattack+○%の倍率が変化致します。
申し訳御座いませんがこちらは剣闘士のみのスキルとなっております。何卒御容赦願います)




数々の戦闘スキルを持って、身体能力を極限まで強化させた剣闘士が、
いよいよ、大山羊の目前に立ち塞がる。






ウィルレガシーⅡを上段に構える剣闘士。


振り下ろしたその剣から、
暴風を彷彿とさせるマナ風が、
怪物を包み込んだ。



ソードテンペスト。


この剣闘士が
最も得意としている技である。


ウィルレガシーの切っ先が横凪に大山羊の怪物の身体を斬り付ける。


剣を振り切った剣闘士が、振り子の原理を利用して、今度は逆方向に斬り返す。


再び、竜巻の様なマナ風に包み込まれる、
大山羊の怪物……


刻まれた痛みに咆哮を挙げながら、
禍禍しい爪を剣闘士に向かって叩き付けてくる。



爪をギリギリまで引き寄せ、
体捌きで躱す剣闘士。


大山羊の攻撃を躱しつつ、再度、
ソードテンペストを叩き込む。


再度、再度、再度…………


ソードテンペストを繰り出すたびに、
剣闘士のスピードがみるみる内に上がって行く。



大山羊も負けじと、剣闘士目掛けて何度も何度も爪を振り下ろすが……


当たらない。

当たらない。


当たらない…!!




ソードテンペストの暴撃力が最大になると、剣闘士の反応速度は、
普段の2倍に達するのだ。
(テンペグラの味振りは概ね256、
☆回避やラインボーナスも分母として換算されます。暴撃力MAX時には回避1600overとなります)




神速の体捌きで大山羊の攻撃を躱しつつ、
攻撃スキルアステュートを見舞う剣闘士。




剣先から闘気を放つこの技は、
普段の間合いより身体ひとつ分射程が長い。



アステュートを食らった相手は、
叩き付けられた衝撃波によって脳震盪を誘発され、眩暈状態に陥るのである。
(眩暈が発生すると与えるダメージが増加致します。討伐速度に若干ながら寄与させて頂きます)








怒りに瞳を真っ赤に燃え上がらせた大山羊が、闇雲に両腕を振り回し出した。


がむしゃらな攻撃ではあったが、
それは剣闘士の体捌きの前方を偶然にも塞ぐ結果となった。



剣闘士の目が見開く。



躱し切れないと悟るや否や、剣闘士は、
大山羊の拳目掛けて、タイミング良く剣を重ねていった。


自身に受けた以上のダメージを、
カウンターで叩き返す。
(被弾時にクリティカルダメージ分を確実にお返し致します。実質手数が増える計算となります)



大山羊の拳は、ウィルレガシーの刀身によって、中指と薬指の間から、鱠切りに引き裂かれていた。





血流を迸らせ、號と吼える大山羊。




その口から、今度は、
紫色に輝く魔法弾が放たれた。



魔法攻撃は他の物理攻撃と違い、
対象者の体内に宿るマナに呼応する。

まるで磁石の様に引き寄せられ、
必当の一撃と化してしまうのだ。
(筆者の勝手な妄想で御座います。
御容赦願います)


……だが、
それは剣闘士の想定内であった。



こんな時の為に剣闘士は、
自らの防具に魔法耐性のあるクリスタを仕込んでいるのである。
(◇魔道士や△レビアム△ヴェーテンデスなど、各種耐性装備を整えて御座います。
その点はご安心ください)




防具のレジスト効果で抑えられたダメージは、戦闘中に施されていた剣闘士のスキル
ロストコロッセオの持つ回復力によって、
その威力を消し去られてしまった。
(ランダムにHP、MP共に10%回復させて頂きます。発生時には蘇生も承ります)





万策尽きて、その場に立ち尽くす、
大山羊の怪物……。




矢面役として万全な結果を叩き出した剣闘士の背後から、

他のパーティ達の攻撃が、


大山羊目掛けて襲い掛かっていった……………………。







≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫









………………大の字に横たわる、
大山羊の怪物……………………





活躍を称える仲間達の顔に一人づつ微笑みを返し、剣闘士がボソリと呟いた。














「ツチキンパテの時も
ぜひ、宜しく(`・ω・´)ゝ












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