怖い絵展、観て来ました。
普通ならば並びません。
並ぶのは大嫌いです。
同じ場所に同じ体勢でジッとしていられない性分です。
並んでも観る価値があるかどうかは人それぞれの判断でしょう。
私はその絵が描かれた背景とか、その絵の中に何が描かれているか、とかに関心はあります。
逆に言うと、それが分からないとどんなに素晴らしい絵画でも観る価値が見出せません。
今回はそれがハッキリと分かりますし、音声ガイドでもキチンと話してくれます。
この解説込みで、観て良かった、と思ってます。
ポール・ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
ジェーン・グレイ16歳。
宝塚のベルサイユのバラで、断頭台に向かうマリーアントワネットを彷彿とさせる圧倒的な存在感と凛とした美しさです。
三連休中は、150分待ちとかしてたようです。
気候が良かったこと。
実家から行ったので、移動で時間が掛からなかったこと。
話し相手がいたこと。
数々の要因が重なって、並んで観るという苦行に耐えられました。
ちなみに次も耐えられる保証は全くありません。
若冲ならば最初から行かなかったと思います。
というか、並んだのはいつ以来だか思い出せません。
30分待たされたら発狂してます。いい歳した大人がブチ切れます。だから並ばない。
今日はいい鑑賞が出来ました。