神は細部に宿るーーカフェ百時 | 笹井清範の商人応援ブログ「本日開店」

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「家族、スタッフ、お世話になった方々、そしてお客さま、関わりのあるすべての人たちが幸せになるためにはどうすればいいのか考えて行動するーーそれがわたしの事業目的です」

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こう笑顔です話してくれるのは、愛知・春日井市で古民家カフェとチーズケーキ専門店「カフェ百時」を営む伊佐治素美さん。
商業界連載「起業の先輩モノローグ」取材で、久しぶりにお会いした彼女は、華奢な体のどこにそんな活力があるのかと不思議なほど元気でした。

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学生の頃からカフェが好きで、いつか自分の店を持ちたいとさまざまなカフェを訪れ、飲食店で修業を重ね、初めて自分の店を持ったのは2006年、33歳の時でした。
寝る時間を削って働き、多くの常連客に支持される一方、月々の支払いに追われる彼女を支えたのは店を愛するお客さまであり、伊佐治さんの丁寧な商いに共感するスタッフや縁ある先輩事業者でした。

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「そんな皆さんのためにも、店を続けることが店を始めたわたしの使命です」という彼女には、これまでにも多くの試練がありました。
しかし、そのたびに成功例に学び、諦めることなく問題解決の糸口を見いだしてきました。

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いまや百貨店催事やネット通販でも人気を集めるチーズケーキも、彼女のそうした頑張りが生み出した商品です。
レシピは30種類以上、商品としては常時22品目が揃えられ、同店の経営を支え、その名をクチコミで広げています。

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元は種苗店であった老舗の内外装を生かした店舗は初めて訪れてもどこかで懐かしく、訪れるたびに親しさを増します。
もっとも、そうした心地よさは店舗というハードのみによって醸し出されているのではありません。
丁寧に淹れられたコーヒーに添えられる一輪挿しの季節の花、持ち帰りのチーズケーキを収める紙袋に施されたひと手間、そうした一つひとつの心配りこそカフェ百時の真骨頂なのです。

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今日は休業日でお客さまはいませんでしたが、店舗外観を撮っていると、通りかかった女性の二人連れの会話が聞こえてきました。
同店利用経験のある一人がもう一人に、まるで自分ごとのように、カフェの居心地の良さとチーズケーキのおいしさを話していました。

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「広告らしい広告は出していないんですよ」と伊佐治さん。
開業から10年を超えて地元に根づき、愛される理由を知ることができた午後でした。
詳細は11月1日発行の商業界12月号でお届けします。

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