2002年、アメリカのSFホラー映画。

監督はM・ナイト・シャラマン。

シャラマン監督は「シックス・センス」など、ホラー的な要素が深まると活躍する監督だ。

 

出演は、メル・ギブソンとホアキン・フェニックス。

 

ホアキン・フェニックスはまだ注目されてはいない。

しかし、その卓越した演技は見ものである。

 

妻の事故死を境に牧師を辞めたグラハム(メル・ギブソン)は、弟のメリル(ホアキン・フェニックス)、そして二人の子供達と静かに暮らしていた。

 

しかしその家族の前に様々な兆候(サイン)が現れる。愛犬の暴走、畑に出現したミステリーサークル、家の周りに出没する姿の見えない謎の存在。そしてサインは世界各地に現れるようになった…

 

ホアキン・フェニックスが確か最初に異星人を出会った際だろうか。

手を口にあて、恐怖そのものの表情を演技した。

その演技を見て、なぜか映画館の数人が笑っていた。

 

それくらいに「迫真」の演技だったのだろう。

 

この配役、当初マーク・ラファロが演じる予定だったが、良性の腫瘍が見つかり、手術のため降板した。代役としてホアキン・フェニックスが演じることとなったのだ。

 

とにかく、ホアキン・フェニックスを語るなら、この映画を観ておいたほうが良いかも、である。