カナリヤ鳴く空 | ☆病床パブリック☆

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また、偉大なミュージシャンが逝ってしまったよ。。
もうミュージシャンの訃報はイヤです。




チバユウスケ。
55歳なんて早過ぎるよ。
4月から音楽活動を休止して治療に専念する、と聞いてから微かな不安があったけど、そんなイヤな予感が当たるなんて。
悲しい。。


もう、あのがなり声が聴けないの?
仕事の帰り道、プレイリストをかけたら
1番にかかったのは『カナリヤ鳴く空』だったよ。




初めてチバユウスケを知ったのはこの曲だ。
昭和歌謡とスイングジャズ、スカが混ざったような曲調とがなり声に衝撃を受けて。これ誰?!ってなったの。


東京スカパラはよくコラボをしていて、みんな好きだったけど、これは知らなかった!
調べてみると、歌っているのはチバユウスケなる人。
一瞬にして心を鷲掴みにされた。







歌詞を聴いていると、まるでチバユウスケがまさにこんな感じなのか?と思うほど、自分の事のように歌ってる。
ヒリつくような感覚に心をかきむしられる。






カナリヤ鳴く空


作詞:谷中敦 

作曲:NARGO

編曲:東京スカパラダイスオーケストラ 






ひとりで駆け抜けて見せた

ありふれた地図も 知恵も 持たずに

鎖に繋がれ 息途絶えても まだ

消さずに見る 空 未来


カナリヤ鳴く空が 見える

俺の部屋ただ一つの居場所で

墓堀り野良犬 消えた街

罪隠し込んだ

 

まるで 脱獄 さまよった後で

本に書かれた 運命の犠牲も

 

切り裂く日々 明日の彼方

ため込んだ怒り 破り捨てた

 



 

跳ばないカナリヤ 見てた

罪のない理想 脆くくじけて

まやかし 反逆 消えた星

さらば いつか逢おう

 

目が眩むよな教えの光に

嘘ばかりをつきつづける孤独

 

切り裂く日々 明日の果てに

ため込んだ怒り 破り捨てた

靴音鳴らし 誇り高く

逃げ出せ飛べよ

カナリヤの空へ

 

閃き点火した後に

切り替えたギアが軋む(きしむ)坂道

網の目破って 逃げた鳥は

今跳ぶ原野(げんや)まで


クモの巣揺らして 敵蹴散らし

さあ飛べ原野まで


覗いた世界は最後の過去

さあ飛べ原野まで








まるでチバさんのようだ。。
原野へ飛び立ったのかな。





人間いつかは死ぬんだけど、、
それは分かっているんだけど、、
やっぱり淋しいものは淋しいし、
悲しいものは悲しい、

見送る側はいつも辛い、










ご冥福を御祈り致します。





さらば、いつか逢おう。