竹原ピストル「STILL GOING ON」「悄気る街、舌打ちのように歌がある。」@京都磔磔♪ | ☆病床パブリック☆

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行って来ました!
竹原ピストルさん、ライブ☆






場所は京都磔磔。
老舗のライブハウスです。
サンボマスターを初めて見たのもこのライブハウスでした。

雨が降る中、開場15分前に着いたらまだ人は少なかったよ。





弾き語りなので、席があるみたいだけど、人数分有るとのことで安心しました。

時間がきたので順番に中に入りました。





懐かしい磔磔♪
たぶん100人くらい入ってるのかな?
竹原ピストルさんってメディアにも結構出てるし、映画やドラマにも俳優として出演されているのに、チケット代は¥3300でした。
安くてビックリしたっけ。

舞台も質素だし、お金かけてない感じ。
唄一本で勝負する気概を感じたよ。
期待は高まる。

客層は20代の若い男性も居るし、子供連れのお母さんも居るし、ワタシぐらいのご夫婦も居る。
全体的には男性率が高いけど、年齢は幅広い気がしたわ。
キョロキョロしているうちに開演となった。


ワタシは予習はせずに来た。
丸刈りのアタマに黒いTシャツと黒いパンツ、右腕には黒のリストバンド。
シンプルだ。

アコースティックギターを持って1曲目。
磔磔のハコならマイクが要らないんじゃないかってぐらいの声量!
一気に心が鷲掴みにされた。
生で聴く竹原ピストルは凄い。

一気に世界観を持っていく集中力は圧巻だし、圧倒的だ。
ワタシはしばらく放心したように聞き入ったよ。

1曲目から全身全霊で歌っていたから大丈夫かな?と思っていたら、6曲目くらいで、
「俺、ペース配分考えなあかんね!」と言っていたので笑った。

カバー曲もされていて、
泉谷しげるの『春夏秋冬』
中島みゆきの『ファイト』
ビートたけしの『浅草キッド』
を歌われた。でも全て竹原ピストル節で感動したわ。


そして、テレビでも聴いたことがあるんだけど『アメージンググレイス』は涙が溢れてしまった。

トラディショナルな『アメージンググレイス』に竹原ピストルさんなりの歌詞をのせているんだけど、その歌詞に心を持って行かれてしまった。




ミジンコくらいにちいさくなって
あなたの頭の上を探検したい
こっそりとこっそりとあなたの白髪を
勝手に黒く染めてあげたい


ミジンコくらいにちいさくなって
あなたの手のひらを探検したい
こっそりとこっそりとあなたの生命線を
勝手に長く伸ばしてあげたい


ミジンコくらいにちいさくなって
あなたのおなかの中に出陣したい
たとえ刺し違えようとも
たとえ刺し違えようとも
あなたを蝕むがん細胞をぶっ殺してやりたい

Amazing Grace...



余命宣告をされたお姉さんのことを思い出して、、涙が出た。


竹原ピストルさんって、内臓を抉り取られるぐらいの衝撃が有るんだけど、どこか温かいんだね。
ラップ調の曲もあったり、サウンドトラックを使ったり、ただの弾き語りではなかったよ。


2時間はあっという間で、磔磔は住宅街にあるから9時にはきっちり終わらないといけないの。
アンコール2曲をして宴は終わった。



何だか爽やかな気分だった。
雨はまだ降っていたけど。
大きな手術をして貰った感じ。



竹原ピストルさんは、今 京都の八幡市に住んでるとかで、また京都にはちょくちょく来ます、と言っていたよ。


また磔磔であれば来たいなーと思った。
いい夜だった。






らびゅ☆ニコニコ