安藤明子姫にbabyが誕生したよ!!
5月末予定とは聞いていたけど、その後の経過が分からなかったからずっと気になってて。
ただの1ファンだから、わざわざワタシに連絡はこないので、年賀状まで待つしかないな~と思ってたの。
そしたらFacebookで報告がありました。
男の子だって。
きっと安藤明子姫に似た凛々しい眉毛をしてるんだろうなー。
10月に復帰第1弾ライブがあるらしいので行こうっと。
ママになった安藤明子姫の感性にますますの期待です。
無事産まれてホントに良かった~
ワタシは、サンボマスターなど激しいロックやパンクが好きだけど、安藤明子姫を初めて聴いた時、その柔らかなインナーボイスと感性にガツンとヤられたのだ。
酷く落ち込んでやさぐれていたワタシのインナーにスッと入り込んで、内側から温めてくれたの。
私の高校の時の同級生だった友人は、放火殺人を犯してしまい今は無期懲役です。
友人はその事件を起こす前、私と連絡をとろうとしていましたが、私は何か良くない予感がして連絡を絶っていたの。その矢先の事件だった。
テレビニュース、新聞、ワイドショーに取り上げられて、裁判の初公判もテレビカメラが入ってた。
私はただ震えた。
人が死んだことに、自分が逃げたことに、ただ自分を責め続ける毎日だった。
私は一生、罪を背負って生きて行かなければならないと思って。
そんな時、安藤明子姫に出会ったのだ。
勿論、罪は消えない。幸せにもなってはいけない。
それは今でも変わらない。
でも、安藤明子姫のインナーボイスは、ただそんな私を有りのままに受け入れて癒してくれた。
逃げた私を、それも仕方ないよ、と肩を叩いてくれたのだ。
だからと言って私が逃げた事実は変わらないし、亡くなられた方が生き返ることはない。
罪は罪として生きていくしかない。
その後私は妊娠をして流産し、裁判を起こすことになり、友人が裁判をした地裁に通うこととなる。
ついでに鬱病も発症してメンタルはズタズタだったけど、何故か闘えたのはインナーに入り込む音楽に、それを作り出した人に出会えたからかも知れない。
私はこれから先、幸せにはなってはいけない。
それは分かっているし、そこにセンチメンタルは無い。
現実は私が逃げたことにより人が死んだことだ。
これは変わらない。
でも、人生を楽しむことは止めないよ。
人間いつかは死ぬ。
多分私はろくな死に方は出来ないだろう。
今はアラフィフで子供ももう作れないし、子供も居ないし、母が死んだらひとりぼっち、孤独死だろう。
うらぶれたひっそりとしたアパートで誰にも気づかれず死んでいるか、誰にも看取られず病院で死ぬだろう。
それでいいと思う。
楽しかった思い出を反芻しながら死ねたら最期だけは幸せかも知れない。
でも、殺された人の事を思うと、そんな死に方も贅沢だ。
道端で野垂れ死にがお似合いか。
無期懲役の友人はまだ誰とも面会が出来ない。
いつか会えるときが来るのか分からないけど、私は会わないといけない。
許して貰うつもりは無い。
今さら遅いから。
ただ罪は私も背負うよ、とは言いたい。
事情聴取された時の刑事さんだけが本気で心配してくれたっけ。次は貴方が危ないと。
でも、私は生きてる。
そしてどんな現実や過去があっても、罪を背負いながら楽しむよ。
安藤明子姫は唄うの。
僕のところにくればいいのに、と。