No.0342
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは


『五風十雨』


関西もそろそろ例年より遅めの「梅雨入り宣言」がでそうです。

初夏のこの時期は、雨の季節です。

でも、たまに晴れる日は絶好のお出かけ日和。
5月に比べると蒸し暑さが増してくるものの、真夏ほどの命の危険を感じる暑さではありません💦。 

また、この季節はなんといっても新緑の美しさが目に沁みます。( ᴖ ·̫ ᴖ )


この若々しい青葉の上を吹き渡る風のことを


「青嵐」

といい、夏の季語となっています。


嵐とはいうものの荒れた天気の強い風ではなく、あくまで晴れた日に、ざわざわと木立を揺らすような少し強めの風です。

( '-' )( '-' )( '-' )ザワザワ…


私は京都府に住んでいますので、この時期はよく下鴨神社の「糺の森(ただすのもり)」に散歩に行きました。( ᴖ ·̫ ᴖ )




ここは神社の参道が背の高い木立に覆われています。

まるで吹き抜けの高い天井のような緑のトンネルなのです。

自分の頭上よりはるかに高い場所で木立が風に揺れてざわざわと音を立てているのを耳にすると、自然と心が落ち着いてきたものです。


新緑の季節は、その緑のまぶしさと、風のすがすがしさが良いですよね。

そこに加わる木立の揺れる音が最高の効果音なんです。( ᴖ ·̫ ᴖ )




青嵐という言葉も、きっとその効果音の魅力に気付いた人が考えた言葉なのだろうなと思います。( ᴖ ·̫ ᴖ )


(☆写真は一部お借りしてます)

ではまた次のブログでお会いします🐝))