おはようございます♪
今週もブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます!
今週は、この本をご紹介します♪
著者のジャン・チョーズン・ベイズ先生は、小児科医であり、禅の指導者でいらっしゃるそうです。
目次
PART1 マインドフルネスによってもたらされるもの
PART2 マインドフルネスを日常で実践する53の練習
「PART2 マインドフルネスを日常で実践する53の練習」では、毎週一つの課題を練習し、1年間で終了するように書かれています。
「PART2 マインドフルネスを日常で実践する53の練習」の中の「WEEK10 電話が鳴ったら深呼吸する」を要約します。
どんな練習?
電話が鳴ったら、出る前にやっていることをやめて、マインドフルな呼吸を3回 して心を落ち着けます。
ほとんど電話がかかってこない人の場合は、58分おきとか、長めで半端な間隔でアラームが鳴るようにセットしておき、アラームが鳴ったら、止めて深呼吸します。
取り組むコツ
「呼吸」と書いた小さい紙を電話に貼っておき、受話器を取り上げたり、携帯電話を操作したりするたびに気がつくようにします。
この練習による気づき
電話が鳴ると、たいていの人は「すぐに応えなければ!」と、反応的にそちらに手を伸ばします。
でも、電話が鳴ったときに、マインドフルな呼吸をするというのは、すぐに効果が現れやすい習慣です。
深い教訓
この練習によって体が突然静止すると、同時に心のなかも静止します。
人は体を動かして いるときには、たいてい何かを考えています。
体が静止すると、それまで漠然と進行していた思考がはっきりしてきます。
ある若者は「この練習には2つの効果がある」と言いました。
動作や会話を止めることによって精神の緊張がゆるむことと、3回のマインドフルな呼吸によって、体の緊張がほぐれることです。
私たちは、ほとんどの時間を無意識にあわただしく暮らしています。
いったい何に向かってそんなに急ぐのでしょう?
この「今」という瞬間を充実させる代わりに、次の1分を、次の1時間を、次の1日を捕まえるために、常に先を見て走っていませんか?
私たちは自分の心の状態を、ゴミ袋のように引きずって次へ進みます。
鈴やベルを使ってこの練習を始めますが、やがてこれは、生活のいろいろな面に波及していきます。
今ある感情を手放して、新たな気持ちで次の出会いを受け止める新しい姿勢が身につきます。
これを身につけると、有害な習慣を弱めさせ、新しい健全な習慣を育んでいけるようになります。
自分を変える言葉
電話に出る前の3回の深呼吸は、生活の「タイムアウト」。
この間が自分をリフレッシュさせてくれる
また、土曜日にお会いしましょう♪
安田菜穂
吃音のある方の発声・発音練習をオンラインで!(小学生から大人まで)
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