1960+(50代3人による暇つぶしのお供) -62ページ目

1960+(50代3人による暇つぶしのお供)

玉下奴郎とその仲間たち、計3人のブログ。 音楽、映画、書籍、時事などなど、50代(1960+世代と呼ぶ)にまつわる話題をつらつらと。「暇つぶしのお供」にどうぞ。

タマシタ 「お互いが40代のころ、週末に痛飲して明け方に築地へ行ったよなぁ」
ランシン 「ああ、俺がブログの書いた“中栄”だろ」
タマシタ 「そうそう、あそこのカレーは美味かったよなぁ」
ランシン 「俺も53歳になるから、もうああいうバカはなかなか出来ないよ」
タマシタ 「それはお互い様じゃん、同い年なんだから。半年だけ誕生日が早いからなぁ、ランシンは」
ランシン 「最近は白くまラーメンもそうだけど、家で飯を作るんだ...」
タマシタ 「へぇ、そりゃ驚きだ。どんなのを作るのさ?」
ランシン 「いや、だからさぁ“中栄”みたいなカレーをさ...」
タマシタ 「ええ?あんなカレーを作るの?」
ランシン 「そうなんだ。ポイントは煮込み方かなぁ...」
タマシタ 「ええ?あんなカレーを煮込むの?」
ランシン 「お前もやってみろよ!」
タマシタ 「いや、俺には無理だよ。根気がないもん。」
ランシン 「いや、やれば出来るって!あんなカレー、煮な!」


閑話休題。


週末に映画を観ました。
ずばり、“アンナ・カレーニナ”です。
(前説が長すぎました)

“パイレーツ・オブ・カリビアン”シリーズで一躍人気女優になったキーラ・ナイトレイ主演の作品。


トルストイ原作の古典を映画化したとは言え、
“レ・ミゼラブル”に比べると一般的ではないので、席はかなりガラガラでした。
しかも数少ない座席を埋めている人は年配者が多い。
(最後列で観たので、お客さんの頭髪を一望できたから間違いない!)

簡単に言うと恋に奔放に生きた女性の物語。
1800年代後半のロシアが舞台で、時代的には極めて保守的な社会において、
政府高官の妻アンナが若い貴族の将校に恋をしてしまい、不倫~出産という典型的な堕落人生を辿る。
でも当人は周囲の目を気にせずに恋に生きているから、わがまま放題の限りを尽くし、そして...。

いやいや、此処で粗筋を語るのは野暮だろう。
興味がある人は原作を読むなり映画をみるなりすれば良い。

玉下が感動したのは映画の演出。
極めて演劇的な美術だ。

寺山修司や蜷川幸雄の芝居が映画化されればこうなるか...、と思わせる。

冒頭と最後のセットは芝居の舞台。
途中もポイント、ポイントで舞台装置を取り入れたセットがそのまま使われている。
それでいて例えば競馬のシーンは舞台の上を全速力で走る馬の群れが登場する。
あるいは扉を開けると雪原が広々と出てきて、そこを農民が歩く。

以前、蜷川の「身毒丸」を藤原竜也主演版で文化村で観た。
エンディングに近いハイライトシーンで、舞台の背景が開くという演出があった。
そこに見えるのは渋谷の街がそのままである。
セットでもなんでもなく、生の渋谷...。
観客は芝居という虚構の設定を楽しむという予定調和の約束事を、
リアルな渋谷、生の渋谷を見せられる事で裏切られる。

そして何事もなかったように背景は閉じられ、再び虚構のセットが再現される。

“アンナ・カレーニナ”の美術設定を見ながら、そんな事を思った...。


というのは半分は嘘で、“美人は何をやっても美人だからいいんだ”と思っていました。

だって玉下は面食いだから...(^_^)


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スライド1  wrote by 玉下奴郎
チャレンジ!餃子100個』から10日、本日14日 12:30から1960+の会合がある。
会合といっても、おやじ3人が、都内某所に集まって、
あーだこーだと、誠に有意義なひとときを過ごすのである。

弁当やお菓子を買ったり、気になる雑誌や本、CDなんぞを持ち寄ったり・・・
会合前には、いつする? 何時? 何か買っていこうか?などとメールが飛び交う。

こうした実態を知っているのはほんの数人しかいないのだが、その会合を「まるで女子会」と笑う。
ふむ・・・将棋や囲碁をささないだけの「老人クラブ」と言われないだけましか・・・

今日は僕が帰省した折に買ってきた日本酒と、例の「しょうゆのみ」が供される。
はてさて、どんな会合となるのやら。
僕が、途中、実況のように、このエントリーを更新していくつもり。乞うご期待!

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さて、会合が終わった。
途中、中継しようかと思っていたが、その時間がない!(なにせ、3人集まると忙しい・・・姦しい?)
後からのレポートとなったことをお許しください。

スタートは、僕が実家に帰った時に買ってきたお土産大会。
1960+会合

近くのホカ弁を買ってきてもらったまだが、さらに「しょうゆのみ」を試食するために
コンビニで、きゅうりと豆腐も用意。
「思ったより、さらさらしているね。もっと味噌っぽいのかと思っていた」
「いかの塩辛と和えて、お茶漬けもいいよ」
「やはり納豆との相性がよさそうだ」
などなど、女子会というより、おばさんのお茶飲み話・・・

3人の名誉のために言うけど、こういうお土産や食事が目的の会合ではない!
1960+世代、つまり50歳代という「いい歳した大人の男」3人にふさわしい話題で盛り上がった。
その内容は・・・ひみつである。ふっふっふ・・・というほど大したことではないが・・・

ひとつ決めたことを発表!
この1960+ブログ、ほぼ毎日更新を続けてきましたが、
これからは、少しペースを落とすかも、ということ。
決して、疲れてきたから、ネタがなくなったから、ではなく・・・いや、それもあるか・・・

では今日はこのへんで。


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スライド4  wrote by 1961_TM

・・・会合後、ランシンさんは、休日なのに仕事へ。
   玉下さんは、打ち合わせのため、とある繁華街へ。
   僕は、こうして原稿を書いている・・・


PS いったんアップしてから、なんとなくamazonを検索していたら、
ヤマミ醤油というところが「しょうゆのみ」を発売している。うむむ、買ってみようかな・・・


さらにPS 在庫がなかった・・・残念・・・
13日、土曜日の原稿を用意するのは、前日12日の金曜日。
おっと、はなきんじゃないの。
というだけで、1960+世代的だと思うけど、いかがでしょう?

はなきんということを言い訳に、取り急ぎの「筆休め」。
いままでとはちょっと違ったスタイルにしようかな?
で、予告編的筆休めです。

近日、このクルマをテーマに1本書きます。
PRELUDE.jpg

なつかしい、2代目プレリュード。
そのCMによって、「ボレロのプレリュード」とも呼ばれていましたね。


近日、このプレリュードネタで書きます。
楽しみにしていただけると幸いです。
 (自分に対してのプレッシャーだなぁ、これは)

ではまた明日。


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スライド8  wrote by 1961_TM
“餃子100個…”なんて挑戦をしている間にも、世の中は動いている。
先週は映画「ヒッチコック」と「ホーリー・モータース」を観た。

前者はこのBLOGでも触れたが、後者もフランスの巨匠カラックスの新作。
 (カラックス・・・例えばこれボーイ・ミーツ・ガール&汚れた血&ポンヌフの恋人 DVD-BOX~レオス・カラックス監督 “アレックス三部作” ~ [DVD])

大好きなテイストである“映画は何をやっても許される”というプロットで、
時間軸も飛び越え辻褄合わせもせず、ひたすら美しいParisの街を縦横無尽に切り取る。

生きる意味とは?仕事とは?親子って何?美と醜さの違いは?
様々なテーマを短いセンテンスで自由に描ききるカラックスの演出は、
観る者を軽い目眩にも似た感覚に誘って、解き放つ。
“映画は何をやっても許される”というメッセージ。
嗚呼、なんでそれが「インターミッション」では表現しきれなかったのだろう?
つくづく残念な作品だったなぁ…。

閑話休題。

今日、村上春樹の新作が発刊された。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

「1Q84」以来、三年ぶりの長編小説として既にマスコミでは様々な話題を呼んでいる。
長編小説を読むには、体力と集中力が必要だと思う。
もちろん時間をかけて読んでも良いけど、新聞小説じゃないんだからいっきに読みたい。
出来るだけ日常の雑事を排して読みたい。
でも実際はそんな状態で読んだ小説なんて学生時代で終わっている。

で、ふと気がつくと読みたい本が身近に3冊あった。

■コミック「めだかボックス」第20巻。


“少年ジャンプ”に連載をしている学園漫画。
初期こそたわいのない生徒会コミックだったけど、
中盤からいきなりSFだったり超人だったりロマンスだったりの要素が入り乱れ、
“ジャンプ”が提唱している三大要素の友情・努力・勝利が見事に描かれている。
まぁ、偉そうに語っているけどキッカケはこの春で高2になった娘。
親子のコミュニケーションを作るために読み始めてお父さんも嵌ったパターン。
同様の作品にラノベの「デュラララ」や「涼宮ハルヒ」がある。


■コミック「ワンピース」第69巻


これも“少年ジャンプ”に連載している作品だけど、説明は不要だと思う。
ただし1960+世代で全巻を読んでいるのは、玉下同様に子供の影響でなければ余程のマンガ好きだろう。
でも単純に面白い。楽しめる。泣けて笑えて、感激できる。

そして3冊目が…、

■「世界から猫が消えたなら 」


昨年10月に発売されて以来、あちこちで話題になっている本。
実は表紙は書店や新聞広告で何度も目にしていたので、
てっきり猫好きな人のエッセイかと勝手に解釈をしていたら小説でした。
しかもAmazonの書評などをチョコっと見ると、見事に賛否両論!
でも映画でも食べ物でも自分で経験しないと評価はしない事にしているので、
猫好きな玉下としては押さえておきたい一冊です。

まぁ、どう考えても週末の村上春樹までに攻略出来る量ではない。
しかも攻略と言えばDQも始めちゃったし…。
とはいえ、仕事に追われているより、やりたい事に追われている精神状態の方が…、

幸せです。


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スライド3  wrote by 玉下奴郎

PS 餃子だってRevengeするし(^_^)
【編集人より】
先日のランシンさんの『激ウマ!恐るべし白クマラーメン』を受けて、寄稿をいただきました。
今日は、その繪空事(えそらごと)さんの「ゲスト寄稿」です。


----------繪空事さんより----------------------------------------------

こんにちは。突然乱入します、繪空事と申します。

ランシンさんの白クマラーメン投稿、タイトルからひかれ、
ブログを読み終えたときには「買うぞ」と心に決め、即日アマゾンのカートに商品をいれました。
そして、2日後、じゃーん 届きました!!

白クマラーメン01

梱包はコンパクト。 側面に「札幌 丸山動物園ラーメン塩」と書かれています。

白クマラーメン02

開けてみると、白と黒のパッケージがぎっしりお行儀よくつまっています。
パッケージは、白と黒のくまさん!! かわいいです。

早速、食べてみるとこに。
いつもならば、そのまま“かけ”ラーメンで食べてしまう、ずぼらな私ですが、
この日は一緒に食べてくれる“つれ(?)”がいるので、その指導もあり、ちゃんと具材を用意しました。
メンマ、チャーシュー、味付けたまご、コーン。
なかなか自分じゃ買わないなぁ・・・・と思いながらカゴにいれ、購入。

白クマラーメン03

袋をあけ具材を切るのは、自主的に始めた“つれ”にまかせていたのですが、
麺をゆでるのは、私が担当ということに。
乾麺を、指示通り、3分ゆでて麺をほぐし、1分半。
その間に、スープを器にいれ、別途お湯をわかし、麺ができたら、お湯を。
そして、具材をのせて、できましたっ!

白クマラーメン04

美味しいです。 今人気の生めんタイプよりも、「うまし!」です。
しばらく、もう、他のインスタントラーメン食べないでいいやと思います。
お気に入りついでに、実家にと再度1セット10袋入りを注文しました。
「ラーメンんよりも蕎麦うどん」な、父親も気に入る気がします。

それにしても、気軽に通販でいろいろ、日本どこでも海外からでも物が買えて、楽しめる、
とても便利な世の中になりました。 
少し前まではクレジットカード番号入力して大丈夫なんだろうか・・・と
かなりビクビクしながら、ちょっとした罪悪感とともに、クリックしていたのに。
いまはわくわくドキドキ、クリッククリック!!

白クマラーメン、いいですよ。 おすすめです。
ランシンさん、ありがとうございました。

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繪空事さん、ありがとうございました!
麺食いの僕としても「うまし!」と言いたい!
  藤原製麺 札幌円山動物園白クマ塩ラーメン 112.4g×10袋


1960+では、みなさんからの「ゲスト投稿」をお待ちしています!

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スライド5
ヒッチコック
サスペンスとホラー映画の巨匠、A.ヒッチコック。
我々1960+世代だと熊倉一雄さんの吹き替えで放送されたテレビ番組、「ヒッチコック劇場」でお馴染みか…。
そのヒッチコックを、これまた名優A.ホプキンスが演じた作品。
それが映画『ヒッチコック』である。

そもそもA.ホプキンスと言えば、おそらく大半の人が真っ先に思い浮かべるのが、
トマス・ハリス原作の映画「羊たちの沈黙」のレクター博士。
そう、ずば抜けた知性を持ちながら猟奇的な趣向を合わせ持つレクターを怪演した名作である。

で、今作『ヒッチコック』は、A.ヒッチコックが彼の代表作である「サイコ」を製作した際の、
1960年を描いたドキュメンタリー的なストーリーである。

猟奇的な題材を扱っているという意味では、「羊たち...」と関連するのか?
A. ホプキンスは、「BATMAN」でペンギンを演じたD.デ・ビート宜しく、
お腹を突き出し下唇を突き出し葉巻を咥えて、ステレオ・タイプなヒッチコックを演じている。
有名な影で自身を演じている場面も登場し、往年のヒッチコック・ファンへのサービスも忘れない。

でもこの作品を通して伝わってきたのは、あの名作「サイコ」が如何にして作られたかではなく、
60歳を超えた巨匠がどれほど人間臭く、精神的にも弱く、そして奥方を愛していたかを描いているかである。
少なくとも玉下はそう捉えた。

そしてヘレン・ミレン演じる奥方も同様に、献身的に夫を支える一方で極めて一人の女性として悩み苦しみ、
でも最終的には「サイコ」が完成する為にスーパー製作者振りを発揮する。
そんな夫婦の、いやパートナー同士の関係を描いた作品である。
もちろん「サイコ」を観ているに越したことはないが、未見の人でも十分に楽しめる映画。
それが『ヒッチコック』です。
映画ヒッチコック


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スライド1  wrote by 玉下奴郎

PS それにしてもTOHO CHINEMAS 六本木で最大の7番ScreenはToo muchだなぁ。
PS 同じく実在の人物を描いた「サッチャー」のサッチャー元英国首相が永眠。合掌…。
PS やっぱりS.ヨハンソンは美人だ。玉下は面食い(麺食いではなく)なので美人に弱い。
チャレンジ!餃子100個。
無謀、かつ滑稽と言ってしまえば、はいそれまでよ、というイベントが終わった。

残された15個の餃子は、玉下さんの「おみや」となった。
餃子100個_11

渋谷は「角海老」「個室サウナ」の看板の下、兆楽から、
おみやをぶらさげ、ふらふらな玉下さんとともに、こんなところを通り抜けてアナログBARに。
餃子100個_12_その後  餃子100個_13_WOKINI
 (決して寄り道はしていません!)
そこにさらにひとり乱入者(失礼!)があり、最高に楽しい夜がさらに楽しく更けていったのだった。


その週末、僕は娘とふたりで帰省していたのだが、往復の車中はナツメロ(?)大会だった。
クルマにはCD80枚分を超える楽曲がハードディスクに収録されているが、
前半は、もうほとんど聴かないものばかり。それを娘と「懐かし~」と聴きまくっていた。

そこで再生された曲の1曲が、ウルフルズの『明日があるさ』。
2000年から、缶コーヒーのCMに起用され、爆発的リバイバルヒットとなった曲である。
この曲には個人的にも思い入れがたくさんあるが、
今回は、玉下さんの「チャレンジ!餃子100個」のことを思い出しながら唄っていた。

♪あしたがあるさ、あすがある、若い僕には夢がある、いつかきっと、いつーかきっと・・・♪

1960世代の僕たちには、もう若くないだろ、もう似合わないだろ、と言われるかもしれない。
でも、10年後も20年後も、この歌を機会があったら唄ってやろうと思った。
機会がなさそうだったら、その機会をなんとしてでも作ろうと思った。

貼るのは、やはりこっちでしょ。


  wrote by 1961_TM
・・・・おっさん三人の快心作、いいえ改心作、いいえ玉下奴郎さんへの回心です。

玉下さんの奮闘ぶりは、文字や写真では伝わりにくい。
本当は1時間ほどのビデオで見たらとても面白かったはず。
というのは、一皿目のスタートからはじまりゴール半ばの八皿50個あたり、
そしてマラソンで言う37キロ付近の最終コーナー14皿80個過ぎあたりと、
玉下さんの奮闘の様子の変化がはっきりと見て取れるから。その点だけは残念に思う。

そうそう一皿は餃子6個、100個となると17皿を注文することとなる。
玉下さんのスタートの元気なこと。
まあマラソンのスタートの号砲とともにダッシュで先頭を走る選手のような勢い。
(みなさんの想像の通りそんな選手が1位でゴールのテープを切るわけないですよね。)
餃子100個_08

そして7皿目あたりから、なにか顔が硬直しはじめて、
僕らの会話に参加することも無く、笑いも無く、なにかしら落ち着きがなくなってトイレに行ったり
餃子100個_09

ズボンのベルトを緩めたり・・・。
見ていて少し気の毒な感じもするがそれがまたとても面白いのも事実。
(だってそんな玉下さん、めったにお見受けしないのだから。)

とくに最終(最後とは言わない、最後とは100個目を意味するから)の限界の一個、85個目を口に入れたのは、
もう体的にも思考的にも限界に来ていたのだろう、なんともコウコツな人と化していた。
(非情な言い方をしますが、その姿は、50個あたりの気の毒感など全く無く、ただただ可笑しかったのです。)


とまあこんなことやっていた、おっさんたちの他愛も無い1時間半の記録です。
正直、チャレンジ!なんて宣言して実行するといった大げさなものではなく(本人はそんな思いだったでしょうが)、
そこに餃子があるから食べる、のような、なにかしら哲学めいたことでもなく、
たぶん日々の生活に変化がほしいとか、なんかむちゃやってみたとか、そんな軽い感じだったはず。
(そもそも玉下さんはこの夕食を知っていながらに、きっちり昼食を食べての挑戦。
 覚悟なんて思いじゃないでしょう?!)

ただ、思いの外僕はこの数時間がめっちゃ楽しかった。
それは、(それなりに社会経験も積み物事の分別道理を一応こころしている)こんなおっさんどもが、
物事の分別を越えたことをやっているアホさ加減がなんともおもしろかったのだ。
アホだよなって笑われること、馬鹿!と一喝されること等等。

実は、玉下さんの挑戦の間、ブログにあるように
残りの二人は、この店の美味い別メニューとアルコールをたらふく食べながら、
「だけど100個食べて終わりじゃ、あまりにもオチにならんだろう、おもろいオチにしなけりゃあかんだう。」
「やっぱ100個食えたらあかんよな、達成感はあかん、98個くらいでギブアップする挫折感がいいんだよなあ。」
「たとえば108個食べて、煩悩の数だけ食べた、ってのはどうだろう、
 そのあとその食べた煩悩がウ○コとなって外へでて、また一からとか。」
とまあ、言葉を無くし、考えることを無くし、ひたすら餃子を口に入れる玉下さんを横目に楽しんでいたのだ。

85個というのはなんともこの挑戦の結末ぽい。もっと言えば玉下さんらしい。アホだよな玉下さん。
僕としてのこの挑戦のストーリーは一週間後にもう一度チャレンジしやっぱり完食できず、
その一週間後にまた・・・・。
とその内、挫折感というある種のチャレンジャーだけが味わえる至福の思いが薄れはじめ、
その後何回目かに達成することになるのだが
その時は達成したことに挫折感を感じるという、哲学の境地へ玉下さんが向かわれることを心より期待し応援する。
その時、きっと玉下さんは、神となり仏となり、そして廃人となる。すばらしい!!!!!!!
僕はそんな玉下さんが大好きだ。

ブログネタに悩んでいた三人にひとつの解があった日でもあった。
おっさんのたちの無謀なまさに体を張ったチャレンジは、話としておもしろいということを確信した日。
ばかばかしくて滑稽であることは、絵になり話になるんだ。


そういえばふと思い出した、本物のばかばかしさの達人、「電撃ネットワーク」を。


  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重73.0kg 血圧:上159 下103
先の1960_TMさんのブログを受けて、シッカリ書きます。
誰の為に書くのかは気にせず、書きます。

この日をなぜに選び、なぜにこの無謀な挑戦をする気になったのか…。
そんな事に理由はありません。
人はなぜ音楽を聴くのか? 人はなぜ映画を観るのか?
人はなぜ恋をするのか? 人はなぜ餃子を100個食べるのか?
(あっ、最後のは蛇足ですね。)
とにかく、人の行動に全て理由づけなんて出来ないし、無意味です。
要は思いついたからであり、思い続けたからであり、純粋に欲したからです。

渋谷「兆楽」。
先に伝えておくと、お店へ感謝である。
美味しい餃子を有難う。優しい接客を有難う。

それにしても、お二人に20時からと自分が伝えておいたのに、
なぜか手帳に記入した時刻は19時半…。
この日の仕事での懸案事項が片付いたのが19時過ぎで、気持ちは焦っていた。
慌てて地下鉄に乗り一路渋谷を目指す。

一度、一升炒飯に挑戦している身としては、
目的を完遂するには心身のコンディション管理が大切である事を熟知している。
なのに焦っている。(ついでに言うと、昼飯をしっかり食べてしまった事を悔やんでいる)

とにかく立会いを依頼したランシンさんと1960_TMさんを待たせるのは言語道断…。
駅から若者で溢れるセンター街を速足で歩く、歩く、歩く。

ここから先の展開の前半は、1960_TMさんのブログの通りである。
【誤算1】【誤算2】の関しても、食しながら彼らに語った内容だった。
まぁ、まだ食べながら会話をしたり会話を聞いたりするゆとりがあったということ…。

それにしても立会人であるお二人は玉下の挑戦を意図的にか無意識にか、
ほとんど意に介さずに次々と自分たちが食べたいものを頼む。
餃子100個_07
合間に適度に自分たち用にも餃子を頼んで、ビールで流し込む…。
まぁ、注目されても困ってしまうが。

で、50個を過ぎたあたりから様々な思いが頭をよぎる。
俺は何をしてしているのだろう?
この行為に何の意味があるのだろう?
単純に言うと、“餃子を100個食べる”という宣言を聞いた人が、普通に思うことを自分でも思った。

しかし繰り返す。
意味はない。
リンドバーグにも三浦雄一郎にも、理由はなかったと思う。
更に言うと、挑戦しなければ敗北もない。

かつて会社員時代の尊敬する上司の名言。
「ミスをする社員は、仕事をしている奴だ。」
仕事をしているからミスもする。
挑戦しているから敗北も味わう。

あれ、既に最後の4皿=24個を目前にして敗北を想定している。
でも悔いはない。
あきらかに自分の胃袋が破裂寸前のゴム風船の様になっているのを体感できる。
完食でなければ、96個も85個もかわらない。

気がつくと箸を皿に置いていた。

タイムリミットがある訳ではないが、自ら箸を置いた。
山口百恵さんの気分である。

でも、近いうちに必ずリベンジをする。
兆楽さん、次回は最初から17皿を頼みます。
インターバルを作らず、いっきに挑戦します。

そういえば兆楽という名前は、挑戦して楽になるとも読める。(読めないか…)

閑話休題。

腹ごなしにお二人を誘い、馴染みのアナログBARへ向かいました。
餃子100個_13_WOKINI

すみません、敗北ブログでした。


  wrote by 玉下奴郎