穏やかではない名称だけど、僕にとってそれは育毛剤のこと。
20代の頃から、「おまえは絶対ハゲる」と言われ続けた僕ではあるが、
50代になっても、けっこう大丈夫。(だと思っている)
同窓会で優越感に浸れるのだ。わはは。
サクセスのような初心者向け(?)育毛トニックスプレーを使っていたが、歳を重ねるにつれ
「これでいいのか?」と不安になり、ドラッグストアに行くと、ついつい高価な育毛剤に目がいくようになる。
さて、ここからが育毛剤が脅迫商品たる所以なのだが、
「50代になってもこの髪を維持していられるのは、本当にその育毛剤のおかげなのか?」
「実は、育毛剤なんて使わなくても、大丈夫だったのではないのか?」
「しかし、使うのを止めた途端に、ごっそり抜けおちるのではないか?」
こうした思考のもと、育毛剤の使用を止めることはできなくなる。
その効用を自分自身で確かめるためには、いったん止めるしか方法はないのだ。それはこわい。
だったら確かめなくていい。
ごっそり抜けたらもう取り返しがつかなくなるじゃないか!
ということで、育毛剤を買い続けるハメになる。
しかも加齢とともに強い商品を試さなくてはいけないような気もしてくる。(まるで麻薬中毒者だ)
あと栄養補助食品系も、かなりの脅迫商品に思える。
疲れにはこれ1本! ごくごく。おお、元気になったぞ!
でも、ほんとにそのおかげだったの?
毎日飲むようなビタミン剤や栄養補助剤も一度飲み始めると、なかなか止めにくいのかもしれない。
止めた途端に、疲れやすくなるかもしれないって思うと、こわいだろうし。
このように、いったん使い始めたら、やめられなくなってしまう商品を僕は脅迫商品と呼んでいる。
その商品は、無くなりそうになると、決まって僕に囁く。
「止めてもいいんですよ。でも、止めたら、その髪、どうなっても知りませんからね。うひひ」
こわい、こわいけど、付き合いをやめられない・・・
脅迫商品は、またの名を「腐れ縁商品」ともいう。
女性の化粧品、特にアンチエイジング系のスキンケア化粧品も、そうかもしれない。
「このお手入れをすれば・・・でも、使うのを止めたら・・・うふふ・・・どうなっても知りませんよ・・・ふふふ」
かくして女性は次から次へとスキンケア化粧品を追い続けることになる・・・ああ、大変そうだ・・・
育毛剤より、効果は実感できそうですけど、いかがですか?
【本日の一曲】 人生が二度あれば 井上陽水
これもまた短絡的な選曲だなぁ。
追記
僕は某大手化粧品メーカーの「育毛剤に取り組んで十数年」という研究者から話を聞く機会があった。
その育毛剤の効果は、信じて疑っていません! 高過ぎて買えないけど。
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wrote by 1961_TM
























