まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 さて本日は、とっしょり蒼辰のお正月報告なんだそうです。

 あのさ、前回さ、7日で、人日でって話題やっといて、ま~だ正月の報告するの?

 そもそも報告するようなこと、あったの?

 え? 例年通り、だって?

 だったら例年通りでしたの一言でい~じゃん。

 なんで報告するの?

 え? 他にネタがないから、って?

 くわっ、新年早々、先が思いやられるわ。

 しょうがねぇな。

 んで、どっからいくの?

 先ずは、年越しそば。

 これ、あれだよね。残りもののおでん食べ過ぎて、お腹いっぱいになっちゃったんで、急遽、半人前にしたんだよね。

 それでも、縁起物だから、食べた。

 はいはい。えらいえらい。

 けどさ、年越しそばって、なんで食べるの?

 なんか由来とかあるの?

 え? 実は、そんなに深い由来はない、ですって?

 どゆこと?

 え~、なになに、よく、年越しそばは、細く長くという縁起を担ぐから、って言いますよね。

 人生、細く長く。

 いかにももっともらしいんだけど、これ、どっちかってゆうと、商売の心得じゃないか、と。

 ははぁ、なるほどね。

 細く長く。

 確かに商売の心得っぽいわ。

 じゃ、誰に商売の心得を教えたのかとゆうと、昔の小僧さんじゃないかと。

 つまり、江戸時代の大店では、大晦日は忙しかった。

 通常営業の上に、掛け取りがあって、自分とこの大掃除があって、猫の手も借りたいほど。

 みんな揃って夕ご飯食べるなんて、とてもできない。

 手の空いたもんから、さっさと食べちまいな、ってとこ。

 そこで、蕎麦。

 なんせつるつるっと入って、あったまることもできるつゆ蕎麦が、大晦日の夕ご飯の定番となったと、このへんが真相じゃないかってゆうのね。

 なるほどね。

 それで、「いいか、商売は細く長くだぞ」とか勿体つけるわけだ。

 また、蕎麦は切れやすいから、その年の悪縁を断ち切るなんて言い方もあるそうなんですが、どっちも後付けだろうというのが、とっしょり蒼辰の見立てです。

 合ってるかどうかはわかりませんが、どっちみち、古い伝統とか、由緒ある由来とか、そういうものとは無縁の習慣のようです。

 それでも、今も国民の50%以上が、年越しそば、食べてるそうですから、侮れません。

 紅白ごえですよ。

 なんか、広告代理店あたりの、新人社員教育に使えそうなお話ではございました。

 つぎ。

 これ、蒼辰マダムからは、出さないでと言われてる写真ですが、上げちゃいます。

 はい。おせちですね。

 マダム的には、今年は手抜きなので、写真見られたくないってことらしいんですが、どうしてどうして、ちゃんとしてるじゃないですか。

 このお重、小さいんですよ。

 ニッポンの伝統、大切にしてるとっしょり蒼辰ですが、かといって、もうお正月に大勢集まることもありません。

 人気ないからね。

 そこで、縁起を担いだ伝統的な部分は、小さなお重にかたちだけ。あとは、好みの、自分ち的な趣向のご馳走でいいんじゃないかと。

 ま、そんな考えもあって、こうなったんでございますね。

 いいんじゃないですか。

 作る側もその方が楽だしね。

 蒼辰ちも、昔に比べると、買ってすませるものも増えてきたといってます。

 手作り信仰もいいけど、無理せず、背伸びせず。

 それでいいんじゃないでしょうか。

 でも、この他にお刺身があったり、数の子があったり、けっこ食べ応えあったよ、とっしょり蒼辰ちのおせち。

 ま、蒼辰マダムの料理の腕あってのことですけどね。

 しめは、当然のごとく、お雑煮です。

 じゃ~ん。

 とっしょり蒼辰ちのお雑煮、なんも入ってません。

 お餅のほかは、三つ葉と蒲鉾、あと柚の皮。

 そんだけです。

 とっしょり蒼辰は、江戸前だっ、と言ってますが、どうなんでしょ。

 きっとあれだよ、江戸っ子は江戸っ子でも、路地裏の長屋風じゃないかと、ちゃみは疑ってます。

 ほら、お花見でも、卵焼きのかわりに沢庵かじってる口の江戸っ子でしょ、きっと。

 あ?

 もう食わせねぇ、とか言われちゃいました。

 あたっ。

 とまぁ、そんなこんな、よく言えば穏やかな、悪く言えばな~んもない、とっしょり蒼辰ちのお正月でございました。

 ま、でも、平和が一番ですよ。

 なにやら、世界のあちこちからきな臭いお話の伝わってくる今年でございます。

 まずは、平穏無事であることを祈りたいと思います。

 てなわけで、本日はここまででっす。

 週が明けると、予告したリニューアル、雑学シリーズの第一弾が始まります。

 テーマ、候補は挙げたけど、まだ決まってない、とか言ってます。

 だいじょぶかいな、ほんまに。

 あとさ、どうせリニューアルするんだったら、頭の決まり文句もそろそろ変えようよ。

 始まってから、ずっとあれだぜ。

 う~ん、考えとく、とか渋い顔で言ってます。

 きっと、ちょこっと手直ししてお茶濁すつもりだよ。

 そんなとこだ。

 例によって、期待しないで待っててちょ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。