まいどっ。
ちゃみでっす。
このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。
テーマは[暇つぶしのお供]。
お気軽にお付き合いくださいまし。
本日は、これっ。
今年ももうそんな季節。
お酉さまでございます。
一昨日の日曜日、新宿花園神社の二の酉に行ってまいりました。
日曜の午後ということもあって、まぁまぁ、結構な人出でございました。
なんたって新宿、それも歌舞伎町の端っこですからね。人出が多いのは当たり前でございます。
観光客ってゆうか、なんのイベントかもわかんないまんま、屋台で買った食べ物、道端で食べてる人がいたりするのも、ま、例年のこと。新宿花園神社ならではでございます。
けど、境内に入れば、きらきらと輝く熊手のお店が見えてきて、その賑わいはやっぱ独特。
うきうきするよね。
お酉さまといえば、商売繁盛のイベントでございます。
縁起物が熊手なのも、お金をかき集めようという洒落になっております。
そんな中、新宿の花園神社は、芸能の神さまとしても有名なんですよね。
江戸時代でゆうと、新宿は、江戸城外でございます。
四谷御門までが、江戸。
そっから外は、江戸城外なので、江戸城内に出されたお触れは、ここには効力及びません。
そんなお触れのひとつが、官許、すなわち幕府が認めた三つの芝居小屋以外での芝居興行を禁じるというお触れ。
逆にいうと、江戸城外なら、自由に芝居の興行ができる。
そんなわけで、新宿界隈の、主にお寺の境内なんかで、芝居の興行がけっこう行われていたんですね。
そんな、もともと芝居興行に関わりがあり、その歴史にも関心のある神社が、新宿花園神社。
そしてもちろん、1960年代には、唐十郎さんの赤テントの興行場所ともなった、まっこと芸能に縁のある神社でございます。
その花園神社の、赤テントの開場を待つファンが行列を作ったあたりで、方向は違うけど、行列に並んでお参りをし、まさにテントのたった辺りに熊手のお店が立ち並んでいるわけでございます。
蒼辰ちは、毎年決まったお店で熊手を購入しています。
もう数十年も昔のこと。
先々代のおじさんから、熊手の粋な買い方を教えてもらったお店なんだそうです。
へ~え、だね。へ~え。
熊手もさ、最近は卓上に置ける小さなもので、デザインもさまざまなものが並んでます。
ね、ちょっとお洒落でしょ。
せっかくだから、ここまで潜入した方は、カメラばっか構えてないで、小さいのでいいので、ぜひご購入くださいまし。
商売繁盛間違いなしでっせ。
というわけで、蒼辰ちの今年の熊手はこれっ。
あれこれ、飾りやお札を貼ってもらって、なかなか豪華な仕上がりになっております。
これ買うと、なんかほっとするんだよね。
とっしょり蒼辰ち的には、年中行事ですから。
お酉さまが終わると、やがて年末。冬支度に年越しにと、せわしない日々が近づいてまいります。
あ、お酉さま、今年は三の酉までだ。
11月29日の土曜日です。
賑わうんだろうなぁ。
お酉さまって、秋物のコートの襟立てて、さぶっ、冬物出さなくっちゃって思う時期でもあるんだけど、今年はあったかかったね。
二、三週間前まで半袖で、二の酉の日も24度あったのに、その翌日から一気に寒くなってきました。
そういう意味じゃ、三の酉のが、お酉さまらしい季節感、感じられるかもだね。
もしも興味を持った方がいたら、ぜひお出かけくださいまし。
最後におまけ。
帰りがけに、プリンアラモード食べちゃいました。
とっしょり蒼辰、数十年ぶりだとか。
ちっちゃいとき好きだったんでしょ。
もっかい食べたかったんでしょ。
念願かなったじゃん。
というわけで、めでたし、めでたし。
熊手のご利益で、来年も家内安全、無病息災でありますように。
というわけで、本日はここまで。
次回は・・あ、だんだんやっぱ、年の終わり的な話題が多くなるね、きっと。
ほいでわまたっ。
ちゃみでしたっ。



