まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 やっと秋めいて、来たんでしょうか。

 昨日の晩とか、けっこ蒸し暑かったっすよね。

 けど、天気予報によると、明日あたりからすっかり秋めいてくるようなことになっとります。

 期待しましょ。

 暦の上では、もうすっかり秋ですよね。

 すでに彼岸に入っております。

 そして明日、23日が、秋分の日でございます。

 こっからですかね。

 なんせ、昼間より夜のが長くなってきますから。

 あったりまえではありますが、暑さ寒さも彼岸まで。まさにこの、日の長さのことを言っていたんだと、改めて思いますです。

 てなわけで、先ずはおはぎ、食べましょうか。

 ちゃみは、常々、食い物のあるイベントは強いと主張しているわけでございますが、お彼岸のおはぎ、いいですね。

 なんかさ、静かに、ゆっくり、食せる感じが、たまらないのであります。

 元々は、春のお彼岸に食べるのを牡丹にちなんで、ぼた餅。秋のお彼岸が萩日南で、おはぎと呼ぶのだそうですが、今は、どっちも[おはぎ]。

 ぼた餅は、もはや棚からも落ちてこないようでございます。

 どこ行ったんでしょ。

 食い物といういえばですねぇ、一週間早いんですけど、月餅の季節ですよ。

 旧暦の8月15日を中秋と申します。

 中秋の名月ですね。

 日本ではお月見。

 ススキにお団子でございますが、あの味のついてない団子、食べないよねぇ。

 飾るだけなの?

 ビジュ的にはこの季節、必ずどっかで見るわけですが、食い物としての月見団子、まして三宝に山積みになってるやつ、見たことありません。

 どうなってるんでしょ。

 あ、いや、その話じゃなかった。

 そうなんっすよ。

 中秋節。日本じゃお月見オンリーですが、中国をはじめ、韓国やベトナムでは、大切な年中行事の一つなんですね。

 そこで登場するのが、月餅でございます。

 あ、これ、韓国は入ってませんでした。主に中華圏です。

 日本で月餅というと、新宿中村屋さんのあれですよね。

 中村屋の名物の一つです。

 ちょっと話それるけど、中村屋さんってすごいですよね。

 なにがって、名物が。

 だって、カレーライス、初めて供したレストランなんでしょ。

 しかも、レシピ、革命家チャンドラ・ボースから学んだんだとか。

 で、ピロシキでしょ。

 ロシア革命が1917年 大正6年のことですよ。

 中村屋さんの創業が1901年です。

 関わりないわけないって感じ?

 そして、月餅ときた。

 ちなみに、中国共産党の結党が1921年だそうです。

 なんか、激動の20世紀とともに、って感じですよね。

 カレーやピロシキや月餅を食べるときには、はるか革命運動華やかりしときに思いをはせなきゃ。

 おっと、脱線。

 けど、中村屋さんの月餅、中秋節とはあんまり関係ありません。一年中食べます。

 しっかし、中華圏においては、月餅、中秋節に食べる、だけじゃなく、この季節の大切な贈答品なんですね。

 実は、以前、蒼辰が、中国の会社の人から、この季節の贈答品だからと、一箱頂戴したことがあったんですよ。

 そりゃびっくり。

 月餅のあの皮のこと、ちゃんとオリジナルの、その会社の商標とかがかたどってあって。

 中身も、日本の月餅とはかなり違ってました。

 そもそも餡がね。

 あんこといえば、日本では大豆製ばっかりですが、中国では大豆でも紅豆だったり、蓮あんに胡麻あんといろんなのあるからね。

 あとあと調べてみたら、月餅にも、中国各地方で特徴があったり、餡の違いも様々で、そのくせ中秋節の時しか食べないという、なかなかに贅沢なお菓子なのでありました。

 と、まぁ、秋のお菓子の話で終わっちゃいました。

 コンビニも、今や秋限定の花盛りでございます。

 食欲の秋って言いますけど、あれ、夏の食欲不振から解放された反動ですよね、きっと。

 そして、秋の夜長とも言います。

 はっ、もう、さ、食欲にまかせて、夜長にお菓子食べまくっちゃおうぜ。

 

 はい。てなわけで本日はここまでです。

 次回は、例によって未定です。

 ただ、中秋節の話は、ジャストその日の来週金曜日にしようかな。

 だから、次回は、未定、と。

 例によって、期待しないで待っててちょ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。