まいどっ。
ちゃみでっす。
このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。
テーマは[暇つぶしのお供]。
お気軽にお付き合いくださいまし。
しっかし、いつまでも暑いっすね。
もう九月も中旬だっちゅうに、まだまだ真夏が続いているかのような毎日でございます。
いつ終わんの? この暑さ。
21日の木曜日あたり。
マジ?
よし、検証すっからね。
と、そんなうんざり空気の9月中旬でございますが、本日は老人の日でございます。
なぁに言ってんだよ。老人の日はハッピマンデーで第三月曜に移ったんだよ。だからほら、明日から三連休じゃない。と、訳知り顔におっしゃるあなた。それ、違うんです。
第三月曜日の18日は、祝日法に定められた祝日[敬老の日]でございます。
本日15日は、老人福祉法によって定められた[老人の日]でございます。
しかも、本日より一週間は老人習慣となっております。
いっしゅかんも年寄り大事にしなくっちゃいけないのです。
それこそ一大事でございます。
ま、別にね、なんてこたないんですよ。
早い話、いつでもお年寄りにやさしく、大切に接していれば、とりわけ老人の日も敬老の日もいらないわけじゃござんせんか。
世の中、そうありたいものでございます。
と、年寄り蒼辰が強く申しております。
そんな本日9月15日は、なんとまぁ、シルバーシートの日なんですね。
シルバーシート。
なんか懐かしい響きと思ったら、今は[優先席]ということのがふつうだからなんですね。
シルバーだととっしょりばっかりになっちゃうけど、優先席は、体の不自由な方、妊娠中の方、などなど、座席を必要とする多くの方のためでもあります。
そこで、シルバーシートってゆうのやめちゃって、優先席になったようでございます。
けどね、このいきさつってものがちょと面白いので、紹介しておくね。
優先席の始まりは、1973年 昭和48年の9月15日、当時の敬老の日に、当時の国鉄によって、中央線快速に導入されたのが始まりでございます。
そいでね、年寄り優先席って意味で[シルバーシート]と名付けたのかと思ってたら、どうやら違うようなのですよ。
そもそもは、他の座席と区別するために色を変えようとした。
ところが、予定していた東京・大阪の国電区間全部でそれをやると、お金かかっちゃう。
そこで、在庫があった新幹線の普通席に使うようのシルバーグレーの予備生地を使うことにした。
で、その色にちなんでシルバーシートにしたんだそうです。
老人のことをシルバーと呼ぶようになったのは、これがきっかけだったとか。
つまり、たまたまあった生地の色からシルバーシートと名付けたら、それが老人席と受け止められ、老人をシルバー世代と呼ぶようになった、と。
思ってたのと逆みたいなのですよ。
おもしろ。
それから、老人だけじゃなく、座席を必要とする多くの人のために、優先席が一般的になった、と。
ほほう。
70年代ごろに芽生えた福祉的な考え方が、幾らかの変遷を経て、今日のバリアフリー的な考え方がへ発展していった、と。
近過去でも、ときに経緯を振り返るのって、やっぱ意味があるのかもですね。
いろんなモノゴト、そう簡単に、ころっと変わるわけじゃないからね。
あ、そいで思い出した。
この優先席に関して、例のマナーの問題、繰り返し蒸し返されますよね。
いわく、若い者がのうのうと座って、席を譲らない、だとか、そういうやつ。
これについて、ねぇ、わたくしちゃみなんかがあれこれ言うことじゃないんっすけどね。
でもひとつだけ。
みんな外国行ってみるといいよ。
それもそんな遠くじゃなくていい。
ソウルでも、台北でも、香港でも、上海でも、北京でも。
どこ行っても、誰でも、空いてりゃ優先席にさっさか座るんだけど、お年寄りや、子供づれや、体の不自由な人や、要するに座席を必要とする人が乗ってくると、さっと席を譲るよ。
それはもう見事なくらい。
蒼辰、その昔、お子様を抱いてたら、目の前の若者がさっと譲ってくれたとか。
それも優先席じゃなくて、ふつうの席でね。
だからさ、敬老の日とか作ることより、毎日、いつでも、お年寄りを大切に思えばいいじゃね? って、最初に言いましたけど、それと同じだよね。
いつでも、どこでも、お年寄りや体の不自由な方や、座席を必要とする人がいたら、さっと譲る。
これができれば、優先席だって必要ないくらいなんじゃない?
もちろん、あったほうがいいに決まってはいるんだけど。
これ、ホントだよ。
ソウルでも、台北でも、香港でも。
一度、地下鉄に乗ると、考え変わると思うよ。
いいことは真似しようぜ。
ぜひぜひ。
てなわけで、本日はここまでです。
次回は、おりゃ、その敬老の日がup予定日だ。
けどもう、敬老関係はいいよね。
なんか別のネタ探しときますデス。
ほいでわまたっ。
ちゃみでしたっ。