まいど、ちゃみでっす。

 ちょと間あいちゃいましたね。

 どしたんですか?

 え? 部屋の模様替えしてた?

 そらご苦労さま。

 ちゃみですか?

 ちゃみはミニマリストなので、模様替えなんかするまでもありません。

 ごくシンプルに暮らしております。

 江戸っ子でしょ。

 ん? なんか違う、って?

 ま、い~じゃん。

 

 で、昨日の七日は立冬だったんですね。

 これ、立秋の時にも言いましたけど、暦の上での冬って意味じゃないっすからね。

 冬の気配が立つころってことなんですよね。

 冬の気配、だいぶ立っちゃってますよね。

 ヒートテック出したりとか、してるでしょ。

 次の季節の気配が立つのって、わかるんだけど、立秋とはだいぶ違うよね。

 あっちは、まだまだ夏なんだけど、ようっく見ると、ほれ秋の気配、みたいな感じだけど、立冬、かなり冬の予感してきてるよね。

 やっぱ冷えは良くないっすからね、みなさま、早めのご準備を。

 

 ほいでもって、9日からの一週間は、秋の火災予防運動でございます。

 これ、あれなんですね、11月9日が119番の日で、その日からの一週間という決まりなんですね。

 ちなみに春は、3月7日の消防記念日を最終日とする一週間なんですって。

 どちらも、消防の記念日に引っ掛けた時期を選んでの制定だったんですね。

 これで、蒼辰ががっかりしてます。

 なんでがっかりすんの?

 え? てっきり空気が乾燥してくる時期だから、それで火災予防週間制定されたと思ってたんだ。

 それが、そうじゃなかったからって、なんでがっかりすんの?

 乾燥に引っ掛けて、お肌の乾燥にご注意をって話にしようと思ってた、って?

 それってあれじゃん、蒼辰が老年性の乾燥肌で、毎年冬になると、足も手もかいかいになるからでしょ。

 お肌のケアが、とか、かっこつけないでくださいよ。

 美容とかとわ縁がないんだから。

 で、なに、なぁ~んで不貞腐れてるの。

 しょうがねぇジジィだな。

 

 じゃ、しょうがないから、火災予防運動の話ね。

 これ、そもそもはアメリカから起こった運動なんですね。

 1910年 明治43年ごろから、アメリカの消防団とかで始まったんですって。やがて1922年 大正11年に、政府によって正式に制定されました。

 そして8年後の1930年 昭和5年に、アメリカを見習った日本でも、制定されたんだそうです。

 意外? なんで?

 アメリカからの影響ってゆうと、戦後って感じがするけど、これは戦前、それも昭和初期なんだ、って?

 あ~、そういうことか。

 10年後くらいには、アメリカと戦争始めちゃうころだもんね。その頃も、そんな仲良しだったとは思えないもんね。

 さすが蒼辰、だてに年取ってないようです。

 でもさ、火事を防ごう、気をつけようってゆうのわ、万国共通なんだよ。

 国同士が仲が良かろうが悪かろうが、全ての人にとって大切なことですものね。

 そういえば、今年は三の酉まであります。

 三の酉まである年は火事が多いっていうんですよね。

 これも、蒼辰によれば、火事の多かった江戸の町、都市伝説っぽくこじつけた火災予防の心得だったんじゃないかって言ってます。

 なるほどね。そうかもしれない。

 木造家屋ばっかだった江戸の町、火事が多かったそうですもんね。

 火事にあえば、家財一式、全て灰になっちゃいます。なにもかも失っちゃうわけ。

 そこから、宵越しの銭は持たないってゆう江戸っ子気質が生まれたともいうんですか。ふうん。

 まぁね、防ぐ用のない火事で全てを失うくらいならね。

 宵越しの銭は持たねぇ。

 すなわち、ミニマリストでございます。

 ほうれみろ、ちゃみ、やっぱり江戸っ子でしょ。

 ふっふっふ。そこにつながるのだよ。

 くっ、やられたっと乾燥肌の蒼辰が悔しがっております。

 

 はい。レフェリーがちゃみの手を上げたところで、今回はここまでです。

 次回は、ノリノリでいっちゃううんだってよ。

 誰が? なんで?

 金曜日あたりのupだと思いますので、少々お待ちください。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。