まいどっ。

 ちゃみでっす。

 季節の変わり目でございますです。

 こないだの日曜日、23日は、二十四節気のひとつ霜降でございました。

 霜降、[そうこう]って読むんですよ。[しもふり]じゃ牛肉になっちゃいますからね。

 お気をつけあそべ。

 

 それはともかく、晩秋って感じになってまいりました。

 けど、近頃の季節の変わり目は急ですよね。

 どんって来るんで、なかなか体がついていかなかったりします。

 蒼辰なんかぼろぼろになってますからね、今月。

 みなさまも体調にはくれぐれもご注意くださいましまし。

 そんな中でも、少しずつペースを取り戻していきたい10月の終わりでございます。

 スポーツの秋が、猛暑が終わった9月から10月だとすると、これからの時期は?

 はい。読書の秋でございますね。

 枯れ葉舞う季節、人はふと物思いに耽り、ふさわしい言葉を探しに、ふと古典のページなんかめくっちゃうわけであります。

 どお? ちゃみっぽい。

 ん? 古典なんかめくったことないくせに、ですと?

 そういうこと言うと、[こてん]ぱんにしちゃうかんね。

 

 とにかく、読書の秋なんですよ。

 その証拠に、27日から11月の9日まで、読書週間なんですね。

 文化の日をはさんだ二週間なんですって。

 んじゃ、読書二週間じゃんねぇ。

 それはともかく・・それはともかく、多いよね。ま、いっか・・ともかく、調べてみっとけっこ古いんですよ、読書週間。

 そもそもは、1924年 大正13年に、日本図書館協会が読書週間を制定したのが始まりなんだそうです。

 古いわ。

 でもって、昭和の初めには、出版界も巻き込んで盛り上がっていたんですが、戦争。中断です。

 しかし、戦後すぐ、19947年 昭和22年に、日本出版協会、日本図書館協会、取次・書店の流通組織、その他報道文化関連団体、30余りが参加して、読書週間実行委員会が結成され、初め11月17日から23日まで。2回目から文化の日を挟む二週間となって、現在に至る、と。

 ふいっ、大変だ。

 けど、あれなんっすね、書物に関わる団体がほぼ足並み揃えてやってるんですね。

 官製じゃないところに、なんかほっとするものを感じます。

 だってさ、読書のススメ、みたいなことを、セイフとか、モンカショウとかから言われると、なんか夏休みの読書感想文的な圧を感じるじゃないですか。

 その点、書物に関わる団体が足並み揃えてやってるとなると、ねぇ、ああ販促か、って納得できるじゃないっすか。

 え? そう言うことじゃない?

 そっか。

 ま、それはともかく、って、ほら、また「それはともかく」だよ。

 それはともかく。

 読書週間、今年の標語は[この一冊に、ありがとう]だそうです。

 この一冊に、ありがとう。

 ありますよ、ちゃみにだって。

 けど、言いません。言うもんですか。

 だって、へそくり挟んであるんですから。

[その一冊に、ありがとう]

 

 はい、ほんじゃ四度目の[それはともかく]です。

 それはともかく、日頃、読もう読もうと思ってもなかなか読めないのが、本。

 そんな日々に、年に一回背中を押してもらうの、悪くないっすよね。

 ほいでもって、そんな読書週間に合わせて、29日からは神田古本まつりが開催されます。

 なんでも、青空掘り出し市というものが開催され、100万冊もの古本が、神保町の表通りの歩道に並ぶんだそうです。

 壮観でしょうね。

 そういえば、神保町の古書店街って、日本の香り百選にも選ばれてるんですよね。

 独特の匂い、しますもんね、古本屋さん。

 けどちょっと、選考委員の年代を疑いたくもなっちゃいますけどね。

 Z世代は、古本の匂いに懐かしさ、感じないと思うぞ。

 そうだよね、若い世代ほど、本から遠ざかっているって構造は、もう半世紀くらい続いてるんじゃないか、って蒼辰も言ってます。

 どの世代から見ても、下の世代は自分ほど本を読んでない。そんな状態が半世紀続いてるっていうんです。

 そりゃてぇへんじゃないっすか。

 まぁね、実際問題、町の本屋さん、ずいぶんなくなっちゃいましたもんね。

 雑誌ならコンビニでも買えるけど、本屋さんがなくなるってゆうのわ、やっぱし本読む人が減ってるんですかね。

 そういう蒼辰も、最近は本を買うの、ほとんどAmazonになっちゃったとか言ってますけどね。

 

 けど、あるジャンルの、初心者向けのいい解説書ないかしらと探してるときなんか、ネットでの検索より、大型書店の方が探しやすかったりすると思うんですけどね。

 やっぱ本は、出会いなのかもしれません。

 紙の匂い、いいですよね。

 と、まとめようとした蒼辰ですが、最近、kindle unlimitedに入っちゃったことを、ちゃみは知ってます。

 いよいよ脱ペーパーかよ。

 ちっ。

 

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。