まいどっ、ちゃみでっす。
さて本日、8月7日は、立秋なんですね。
あ、こういうときは、あれだ、決まり文句あるよね。台本にないけど、いっちゃおう。
こほん。
早いもので、暦の上ではもう秋なん・・え? え、え、えっ?
なんか蒼辰がバッテンしてます。
なにがバッテンなんですか。
なに?
暦の上ではもう秋とは、どういう意味か、ですって?
だから、つまり、暦ですよ。
え~と・・・あ、旧暦だ、旧暦。
旧暦ってさ、昔のカレンダーでしょ。今でも旧正月とかいうじゃん。あれって2月だよね。そんだけズレるんだよね。ひと月半くらい。
そうすっと、今日の立秋は9月の中頃になるから、昔の暦でジャスト秋だったんだよ。
なのに、それをまんま今の暦に当てはめちゃったから、季節とずれちゃったんだよ。
でしょ?
え? 違う?
違うの?
どこが。
今から説明する、って?
では、お願いします。
そもそも。
ほら来たよ、蒼辰の知ったかぶりっこが。
そもそも、なんですか。
立秋とは、二十四節気のひとつである。
二十四節気?
それは、昔々の中国で、一年を二十四に分割して、そのひとつひとつに、季節を表す名前をつけたもの。
なんか、分かったような、分かんないような・・・。
なに? 啓蟄(けいちつ)とか、大暑とか、聞いたことないか、って?
あ~あ~あ~、天気予報とかでときどき言ってるやつか。
それで?
春分、夏至、秋分、冬至も、二十四節気に入ってる。
え? ちょっと待ってよ。それって、太陽のあれで決まるやつだよね。
春分と秋分は昼と夜が同じ長さで、夏至が昼が一番長くって、当時が夜が一番長いんだよね。
それってつまり、太陽の動きで決まるやつでしょ。
じゃ、太陽暦と一緒じゃない。
はいその通り、って、えっ、そうなの?
現代社会で使っているグレゴリオ暦だと、二十四節気は、毎年、ほぼ同じ日にちになるんだ。
ほえ~~っ。
けどさ、んじゃ、なんで季節感とズレてるわけ?
それは、二十四節気が、昔々の中国で決められたから。
はぁ?
つまり、昔の中国の中心地、長安とか洛陽とか、そのへんの気候をもとに定められたから、日本の季節感とスレが出ちゃうんだ。
ふうん。そういうことなんだ。
だから、暦の上ではもう秋、みたいな言い方を、旧暦のイベントだからって思うのは、誤解なんだ。
けど、じゃあ、ニュースの人とかは、なんで決まりきったように、それ言うの?
それは・・知らない。
あ、知らないんっすか。
多分、誰かが、まだまだ暑いのに、立秋だって、みたいな気分で言ったのが、なんかもっともらしくて、多くの人が「あ~そうなんだ」って納得しちゃったから、そのうち決まり文句になっちゃったんじゃないか、って?
そんなもんなの?
誰か、ちゃんとした答えを教えてくださいまし。
でも、と蒼辰が言ってます。
立秋というのは、秋が立つこと。
すなわち、秋の気配がし始めるということなんですね。
言われてみれば、確かにまだまだ暑いけど、夏至の頃よよりは日が短くなっているではないか。
ほら、秋の気配が・・って、かなり強引じゃないの?
小さな秋みぃ~つけた的な、そういうやつだって言いたいんでしょ。
そこはまぁ、大陸性気候の中国と、海洋性気候の日本との違いなんだなぁと感じて欲しい、と。
またスケール大きく出たね。
ってか、年寄りくさくね?
近頃、蒼辰、なんかちょっと年寄りくさいよね。
ま、ジジツ年だから、しょうがないけどね。
わぁ~、はい、分かってますよ。進行します。
ちなみに、立秋からが残暑になるんですね。
なので、今日を境に、暑中お見舞いが、残暑見舞いになります。
そういうの、ちゃんと知ってると、ちょい大人な感じはするけどね。
ひひっ。
ちなみに、ちなみについでに、次の二十四節気って、なんなんですか?
8月23日の処暑(しょしょ)。
どういう意味?
暑さが峠を超えて後退し始める頃。
お~、なかなか、こちらの方がピッタリするじゃないですか。
で?
その話は、またその日にするんですか。
じゃ、なに、二十四節気のたんびに、このblogで紹介するわけ?
ついでに、まつわる話もしちゃう。
好きだねえ、蒼辰、そういうの。
やっぱ年寄りくさいわ。カレイシュ。
はいはいはい。すいませんね、余計なこと言って。
しょうがない。御用とお急ぎのないお方は、ま、お付き合いくださいまし。
というわけで、次回もまもなくupになります。
ソウメンの話だそうです。
話よか、食べようよ。
ほいでわまたっ。
ちゃみでした。
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今回、写真ないんでやんの。