幸せになった猫たち | いわし猫猫日記

いわし猫猫日記

おうちのわんこ1匹にゃんこ5匹との暮らしや外の猫のことなど、日頃の生活の中で起こる出来事を中心に、感じたこと考えたことなどを綴っていきます

あかねという猫がいます






子猫の世話をしている姿をよく見ていましたから

雌だと信じて「あかね」と名前を付けました


ふわふわの長毛の洋猫です

なかなかの美形の猫ですから餌をくれる人たち

にも人気がありました


しかしその後

「あかねのおまたに何かついているぞ」

という人が現れ、あかねは牡だと分かりました


あわてて去勢手術をしてもらいましたが名前はそのまま

女の子のような「あかね」のままでした


上の写真は2013年2月に撮られた写真です


あれから2年が過ぎました


ある日、公園にいつものように行った時、私の近くに

何か話したそうに寄ってきた男の方がこういいました

「あの・・、向こうの所に居た毛が長い茶色の猫を

家に貰って行ったんだけど・・・」


その後ろから、にこにこ顔のやさしそうな奥さんが

「前飼っていた子が20歳で亡くなってね、あの子を

飼ってあげようと思ってね」

と言いました


「あら~!ありがとうございます。よろしくお願いしますね」

私もうれしくてにこにこ顔で答えました


20年も猫を飼っていたご夫婦ですからきっとあかねの事も

大事にして下さるでしょう

寒い所から抜け出しておうちに入れてもらえること

本当に幸せなあかねです

よろしくお願いします


そしてもう一匹幸せな猫がいるのです

その名は寅二郎

昨年の10月ぐらいに突然公園に現れた猫です



公園に現れたばかりの寅二郎です

この頃は、腰骨も浮き出てガリガリに痩せこけていました


見た人はみんな、もう年なんだろう、そんなに長くは生きられない

かもしれないと思いました


しかし、寅二郎は頑張りました

餌をくれる人が来るのを毎日待っていて、今まで食べられなかった

分を取り戻すかのように食べたのです


体も少しずつふっくらとしてきましたが、寒さも厳しくなってきてからは

この寒さに耐えられるかと心配でした


そんなある日、この寅二郎をおうちに入れてくれた人がいたのです

病院に連れて行って診察してもらったら、まだそんなに歳はとっていない

ということです

エイズ白血病もなかったのですが肝臓の数値が悪かったという事です

これから薬を飲ませながらゆっくり治していきたいと言って下さいました


良かったね、寅二郎

もう寒くはないよ、お腹が空くこともないよ

体も元気になって長生き出来そうだね


続けて幸せを掴んだ二匹の子

この二匹を偶然撮った写真を京都日めくりのNさんから頂きました


FullSizeRender.jpg


あかねと寅二郎のツーショットです


幸せになるんだよ


心がほっこりする幸せな出来事でした