包状奇胎→侵入奇胎 治療ブログ

包状奇胎→侵入奇胎 治療ブログ

2014年3月に包状奇胎と診断され、二回の掻爬術後にHCGの数値が順調には下がらず侵入奇胎となる。
治療を受けている中で、同じ病気の方のブログをたくさん読ませて頂きました。
患者数が多くないため、私自身の治療経過も何かのお役に立てればと。

治療は無事に終わり、その後の2年だったかな?経過観察時期を終えて、いざ妊娠可能な時期となって、一度妊娠したんですよ。でも結果駄目で。それも前に子宮一部切除術した縫い跡の、子宮が他よりも薄くなってしまっている部分近くに着床していたとかで、なかで成長がとまってしまった組織が出てくる時に子宮が破れるかもしれないとかのリスク説明も受けたり。結果それは大丈夫だったけど、やっぱり手術後の子宮が一部薄い(縫った内側の組織同士がくっついて無かったような説明だったかな)から、今後もし妊娠した時の負担を考えるともう一度お腹切って縫い合わせる施術が必要となって。

もう本当に何なのと思いながら、その時間を乗り越えた記憶があります。

でもやっぱりまだ子どもが諦めきれなくて。術後妊娠ができない時期も、仕事を続けていたから気持ち引きずることなく来れたと思います。

もう本当によく聞く話ですが、もう出来なかったらそれはそれで違う生き方(海外旅行いっぱい行くとか)考え始めた時に来てくれたんてすよね。今の娘が。自然妊娠で。もう奇跡だと思いました。今でも鮮明にその時の感動が残っています。

でももし子どもが出来なかったとしても、私は後悔はないなとその時思っていました。必死に情報を集めてMEA療法にたどり着き、その後の手術も乗り越えて、自分のできる限りのことはしたからと。

なので、いま辛い現実や治療を受けていらっしゃる方がいたら、どうぞ前向きに良くなるイメージを持って。感謝の気持ちを持って。

頑張ってください。

ご自身の治療ブログで私に勇気と情報をくれた皆様本当に有り難うございました。