13時30分から豊山派宗務所において、豊山教誨師研修会が行われ、参加した。

豊山教誨師は四国愛媛他福島県等々全国にいるので、会場がいつも東京なので会員数に比して参加者は少ない。今日は長野県・茨木県・千葉県・東京の西のはずれからも含めて10人ほどだった。

講師は豊山保護司会事務局長・東京3号宗務支所延命寺ご山主 町田法博師で、「保護司の現状と課題」と題してお話し頂いた。

 

保護司とは『保護司法』・『更生保護法』に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員で、犯罪や非行に陥った人の更生を任務とする。

①身分は国家公務員であるが、俸給は支払われないために(費用弁済はあるが)、事実上のボランティアである。

 

②『保護司法』規定の上限は52,500人と定められている。

2024年1月現在は全国に46.584人が務める。

男女比率は男性が73,7% 女性が26,3%。女性の比率は年々高くなる。

 

率直なところで保護司活動の課題を述べられたが、教誨師も共通した課題が多々あった。なりて不足はどこの世界も同じ。

学校のPTAなども役員等が構成できなく、PTAが亡くなった学校の話を聞く。

地域自治会の役員もなりてがなく、ましてや会長などは昔は名誉職的になりたがった人もいたが、今は抽選をしている地域もあると聞く。

この辺が一番の課題なのだろうな。

更に保護司の場合は、時として「危険性」を伴う活動でもあるのでなお大変だと思う。数は極めて少ないが、対象者による放火や殺人まであったことを考えると、二の足を踏む人も少なからずいるだろうな。

 

後の懇親会は、体調不良(歯の治療中のためお酒が飲めない)のため欠席した。

      

懇親会でお酒が飲めないのは辛い。

もともと全く飲めない方は、ウーロン茶を飲んで親しく話しているけど。少しだがお酒を飲める小生としては居ずらい。